「絆」を築くケア技法ユマニチュード 人のケアから関係性のケアへ

大島寿美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416619759
ISBN 10 : 4416619758
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
224p;19

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読書メーターレビュー

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  • ようはん さん

    相手の心情を理解したケアは大切であるが、言葉のかけ方の工夫や接し方でこうも変わってくるとは。ユマニチュードの発想は1980年代から既にフランスで生まれていたものの、日本に伝わり始めたのは2010年代に入ってから。まだまだ発展途上の技術だとは思う。

  • だんでらいおん さん

    【図書館本】2008年に発表された論文から始まる。フランス発祥の認知症高齢者に対するケア技法。すでに日本のいくつかの医科大学や医学部の必修科目になっているとのこと。実際障害者にも試みているとのこと。医療・福祉だけでなく、いろいろな状況に試せそう。

  • あきこ さん

    看護師の「赤ちゃん言葉」が問題になったときのことを思い出した。自分で思うように動けなくても、自分の思いを伝えられなくなっても人間の尊厳は失われてなならない。本書を読んで改めて、その大切さを気づかせてもらえた。相手を見てあげる、のではない。認知症の人が暴れてしまうのは自分を守るためだという。そうか、人間は最後まで自分が自分であるために生きているのだ。つい上から目線になってしまう自分に反省だ。このたった一つの当たり前の大切なことをもっと広めたい。社会で共有したいと思った。

  • きぬりん さん

    自身もユマニチュード指導者資格を持つ科学ジャーナリストによるルポ。フランスのユマニチュード認証施設への訪問記、ユマニチュードの基本的な技法とその背後にある哲学についての紹介と考察、日本でのユマニチュードの展開(教育機関での採用状況や実証研究の状況、認知症以外のケアへの拡大)という3章で構成されており、末尾には本田美和子氏・ジネスト氏へのインタビューが掲載されている。とりわけ、ユマニチュードの哲学面や実証研究に関する記述の充実は、類書にない特徴か。入門書には不向きだが、学術的関心にはある程度応えてくれる。

  • 昌也 さん

    千葉市

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