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赤い博物館 文春文庫

大山誠一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167911379
ISBN 10 : 416791137X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

警視庁付属犯罪資料館、通称「赤い博物館」の館長・緋色冴子はコミュニケーション能力は皆無だが、ずば抜けた推理力を持つ美女。そんな冴子の手足となって捜査を行うのは、部下の寺田聡。過去の事件の遺留品や資料を元に、難事件に挑む二人が立ち向かった先は―。予測不能なトリック駆使、著者渾身の最高傑作!

【著者紹介】
大山誠一郎 : 1971年、埼玉県生まれ。京都大学在学中、推理小説研究会に所属。2002年、短編「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」でデビュー。2012年の短編集『密室蒐集家』で第13回本格ミステリ大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • みゆ

    警視庁犯罪資料館、通称「赤い博物館」を舞台にした連作短編5話。クールビューティ館長が安楽椅子探偵、左遷されてきた元捜一刑事が助手として、保管資料から事件の真相を解き明かす。短編なので推理はかなり強引ですが、意外性は抜群です。お気に入りは幼女の思い出語りから始まる『炎』ゾクッとしました('∇^d)☆!!

  • 猿吉君

    安楽椅子探偵もので謎がフェアな短編集、読後の満足度が高いです。@美人の座っているだけのホームズ役とあちこちで聞き込みをする刑事のワトソン、ベタですがあくまでも謎中心なのでこれで良し。Aひねりが効いた謎が多くて全然解けないのですが犯人は何となくそうかなという人が多いです。B動機はちょっとこじ付け的なのありますが許容範囲。点数80/100→通勤時に読むのぴったりで読後感も良い、上手い作家さんだなあと思ったら「ワトソン力」の人でした、納得です。続編あるようなので読みます。

  • オーウェン

    仕事上のミスで寺田は刑事課から犯罪資料館へと都落ちする。そこにはキャリア組でミスをした雪女と称される緋色冴子が。2人は未解決事件の資料をまとめるうちに、隠された真相を暴いていく。残された資料から推測するので、幾つかの可能性が生まれる。その中で重要な証拠品が解決の手掛かりになる。5作ある短編集だが、どれもがレベルが高い。提示される事件の概要とは必ず違う答えにたどり着くのだが、そんなとこに着目するのかだったり、意外な犯人だったりで楽しめる。それと同時に冴子のキャラは裏が有りそうで、続編が出れば読もうと思う。

  • のんちゃん

    警視庁付属犯罪資料館、通称「赤い博物館」の館長緋色冴子のずば抜けた推理力が発揮される安楽椅子探偵物に分類されるミステリー。この資料館は過去の犯罪事件の遺留品、捜査資料を保管する。それらから、冴子は未解決事件の真相を暴く。コミ障気味の冴子の手足となって働くのは不祥事で捜査一課から左遷れた寺田巡査長。彼の目線が読者の目線と重なる。いやー、流石、京大ミステリ研出身の作者。荒唐無稽でない事件と思いもよらない犯人と事件真相が展開される大満足の第一級ミステリーだった。

  • ベイマックス

    『アリバイ崩し承ります』を読んで面白かったので、読んでみました。面白かったですね。推理のヒントや条件がちゃんと提示されていて、「えっ?、そこかぁ〜!」って感じでした。『パンの身代金』のラスト、今尾の言葉はいただけないけど。◎シリーズとしては、雑誌掲載されただけで、まだ書籍化はされていないよう。単行本発行され、文庫化になるのには何年先のことか😢

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