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猫弁と星の王子 講談社文庫

大山淳子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065231326
ISBN 10 : 4065231329
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

天才でありながら、際限なく猫を引き受けてくるという癖(?)により、いまいちエリート街道を歩めない百瀬と、とある事情で彼との結婚までたどり着けない婚約者の亜子。今回、二人に託されたのは、赤ん坊と入学金詐欺と死なない猫の謎!?複数の事件が舞い込み、猫弁は大忙し!大人気シリーズ、待望の最新作!

【著者紹介】
大山淳子 : 東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。’08年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。’11年、『猫弁―死体の身代金』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 吉田あや

    想像するしかなかった猫弁と亜子ちゃんの物語が新たに始動。なんて目出度い!テヌーも七重さんも野呂さんも変わらず元気で猫の事務所も健在。猫弁先生こと百瀬さんの元には今回もおひとよし案件が吸い寄せられるように次々と。預けられた赤ちゃん、入学金詐欺に呆然とする少女、死なない猫の謎と消えた占い師。猫弁先生の周りは温かくて優しくて、またこの幸せな人の輪を読めることがすごく嬉しい。そしてあとがきの「吾輩は猫である。戒名はまだない」に号泣させられる。死なない猫に込められた想いが切なく、愛おしい。

  • Kanonlicht

    猫弁第二シーズン1作目。とはいっても取り立てて大きな変化もなく、普通に5作目の続きとしてスタート(それがうれしい)。今回のメインテーマは親子、特に母親の印象が強かった。入学金振込詐欺にあった女の子と大御所占い師の相続問題を中心に、いろいろな人間模様が描かれる。大筋にからまない脇役のストーリーがまた良い。そして相変わらず本当の意味での悪人が出てこない、やさしい世界。本編で泣いて、あとがきの猫視点で語られる著者と猫の絆にまた泣かされた。

  • Walhalla

    『猫弁』シリーズの第2シーズンが始まりました。今回もいろいろな出来事がありますが、猫弁先生に任せておけば安心ですよね。それを支える周囲の人々も、みな素敵です。ゆびきりにヤキモチを焼く亜子さんも、可愛らしいですね。期待通り、優しくて温かい作品でした。次作の『〜鉄の女』も手元にありますが、もったいなくてすぐには読めません。このシリーズは、本当にいい作品ですね。

  • キムチ猫屋

    猫弁すきです。猫弁や取り巻きの人達が紡ぐコトバは不意をつかれて目頭が熱くなる。「あなたはひとりぼっちだ」碧人のコトバは心に冷たいものを感じたけど、かわいそうだからでは決して違う。みんな、猫弁がダイスキだから一緒に、側にいるんだと思う。

  • しぇん

    一度大円団を迎えた物語の新シリーズ。少し不安を抱きましたが、そんなものは無用の一期と変わらない優しい物語で凄く楽しませていただきました。後書きの東大主席卒業の天才が書きたいのではなく、お人好しが描きたいには、すとんと納得させてもらいました。大山先生の優しい物語はなりたいと思う優しさを書いてるのだなと……。復活した今シリーズも楽しみです

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