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あずかりやさん 桐島くんの青春

大山淳子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591151419
ISBN 10 : 4591151417
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan

Content Description

東京の下町にある商店街のはじでひっそりと営業する「あずかりや・さとう」。店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えて品物をあずけにくる。どんなものでも一日百円。店主の桐島はなぜこんな奇妙な店を開いたのか?その理由は、桐島の青春時代に隠されていた―。

【著者紹介】
大山淳子 : 東京都生まれ。2006年『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年『猫弁死体の身近金』でTBS・講談社第3回ドラマ原作大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yanae

    「明日町こんぺいとう商店街」、「にゃんにゃんニャンソロジー」てあずかりやさんの短編を読んで世界観にはまり、手に取ったらまさかの2作目という…!でも、短編読んでたので問題なく楽しめました。今作も短編。各話で、お店の物やお客さん目線で話が進むのだけど、文机やオルゴール、あずかりやさんにあるものの生い立ちがわかって面白かった。最終話は店主の学生時代、まさしく桐島くんの青春でした。お店のシステムを考えてくれた人、桐島くんのよいところをのばしてくれた人、素敵な人がたくさん出てきました。楽しく読了です。

  • seacalf

    あずかりやさんの二作目。前作でがっつり心をつかまれ、今回ですっかりファンになってしまった。なので、安心して泣いたり笑ったりしながら楽しく読めた。今回は短いプロローグを含めて五つのお話を収録。全部、良し。今までの印象では達観した様子で落ち着いた物腰の桐島店主だが、熱を帯びた若者らしい青春時代を送っていて、そのギャップが面白い。『夢見心地』は精緻な技巧表現が得意なミルハウザーを思い起こさせ、『海を見に行く』は視覚障碍者の瑞々しい感じ方をうまく表現している。これはシリーズ全部読まないと気が済まなくなってきた。

  • 寂しがり屋の狼さん

    他の方も書かれていますが、「もしも」は心残りです。その心残りこそが「夢」ですし、それがこの世に生まれた証で、宝物のような気がするのです。この一節が心に響きました。 「海を見に行く」の最後では涙がでました。それは、ただ切ないという涙ではなく何か吹っ切れたような…前に進んでいこうという爽やかな涙です。 続編がでれば、ぜひとも読みたいですね。

  • takaC

    前作にも増して外堀から埋めていく感じのお話展開でした。しかしいまだ「さとう」の謎は未解明。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    あずかりやさんその2。連作短編集。主人公・文机・オルゴールの歴史が語られるのでエピソード0的な感じ。ハートフルなイイ作品です。

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