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化学で読み解く世界史(仮)Php文庫

大宮理

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569901916
ISBN 10 : 4569901913
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
大宮理 ,  

Content Description

火薬、石油、香辛料…楽しく読めて教養が身につく!宇宙誕生、ホモ・サピエンス登場…。第二次世界大戦までの人類と化学の壮大なドラマ。

目次 : 宇宙の誕生、すべてはここから始まった/ 先史時代/ 古代文明/ 地中海世界の形成/ ローマ帝国の時代/ ローマ帝国の滅亡とイスラームの勃興/ モンゴルとイスラームの時代/ ルネサンス/ 大航海時代/ 科学革命/ 産業革命と市民革命/ 資本主義から帝国主義へ/ 20世紀の始まり/ 第1次世界大戦/ 二つの世界大戦のあいだ/ 第2次世界大戦

【著者紹介】
大宮理 : 東京・練馬区に生まれ育つ。都立西高校卒業後、早稲田大学理工学部応用化学科で機能性高分子化学の研究室にて研究するも、父親の自己破産で極貧のため大学院にも進学できず、誰にも惜しまれずに卒業、化学の予備校講師に。代々木ゼミナールで衛星放送の授業などを担当したあと、河合塾講師として現在は中部地区の河合塾で授業や教材、模擬試験作成を担当する。学参など多数の著作がある。iOSアプリ「インスタ化学」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    いつの時代も戦争、戦争で嫌になります。特に世界史は、大航海時代以降の植民地化と奴隷貿易等、非人道的で陰鬱になります。衛生観念の向上した歴史は良かったです。特に病院に於ける殺菌とか、私生活上でのアルカリ石鹸が普及したとか。歴史の皮肉も少なくなく「最悪の男」の称号を与えられたトマス・ミジリー。四エチル鉛、フロンガスの発見。利用は初めは良かったのに実は環境破壊していたと言う。そんなーって思ったのでは。ダイナマイトも数々の功罪を残しましたが、ノーベル賞として昇華させるのは科学者としての矜持であり、誉れでしょう。

  • gonta19

    2022/9/17 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。 2024/1/10〜1/16 河合塾講師の大宮氏が、人類の歴史を化学の側面から語る壮大な世界史。こうやってみると、化学における発見が人類の歴史の大きな転換点になっていることがよく分かる。面白かった。

  • 樋口佳之

    ご紹介感謝です。物質無くして人間の歴史は語れず、その物質と言う場合、本当に多大な影響をもたらすのは、物理学では無くて、工学と化学だなって読み終えました。世界史総合になっても、こういう視点はなかなかなのだろうし、一見無味乾燥な化学に取り組む動機付けにもなるのでは。分量もさほどでは無いし、副読本になるのではないかな。

  • へくとぱすかる

    化学史こそが世界史を動かす原動力であった。想像をはるかに超えて世界史と化学史は、密接につながっている。人間自身が物質として存在していて、身体の外部と物質の交流をしていることが、生きている証なのだから当然といえば当然。しかしそのことを、普段の私たちは、なぜかネグレクトしているのだなと思う。歴史上かなり多くの科学者が、生前には評価されないままに終わったことは残念。現代のわれわれの生活水準がその上に成り立っていることをもっと意識していい。一方で、その成果が戦争に利用されている事実には複雑な思いになってしまう。

  • Ezo Takachin

    世界史とともに、科学技術(化学)の発展進化を追っていきます。人類は科学の進歩とともに人口を増やし、戦争をし、生活水準を上げてきた。新たな発見は病気の治療などにも役に立つが、使い方次第では大量殺戮の武器になってしまう。効果も大きければ副作用も大きい。

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