思いを伝えるということ

大宮エリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163816807
ISBN 10 : 4163816801
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
追加情報
:
255p 19cm(B6)

内容詳細

エリーはじめての詩と短篇集

「思いは伝えないと なかったことになっちゃう」「誰かに伝えるために思いはある」エリーが今、みんなに届けたいメッセージ

【著者紹介】
大宮エリー : 作家/脚本家/映画監督/演出家/CMディレクター/CMプランナー。1975年大阪生まれ。広告代理店勤務を経て、2006年に独立。映画「海でのはなし。」で映画監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ さん

    どうして人は、思いを伝えるのだろう。どうして人は、思いを伝えられないのだろう。そんな切ない言葉から始まる詩と短編の物語。…一緒に居られたらいいのに。流れ星に願いを伝えたいのに。白い浜辺に今日も誰かの届かなかった思いが打ち上げられている。…声が聞きたい。同じ夕日を見つめていたい。なぜかあなたが浮かんでくる。沈みゆくひとときに、思いが少しずつ伝わってゆく。…蝋燭の火が消えてゆく。あんなに灯っていたのに。風のない朝、深呼吸してそっと目を開ける。みんな、幸せになるために生まれてきたのだから。きっと思いは届くから。

  • ❁かな❁ さん

    生きるコントを読んで大宮エリーさんの事が大好きになり、こちらのお話も読んでみました!詩とすごく短いお話の作品集です。エリーさんは作家以外に脚本家、映画監督、演出家、CMディレクターもされています。この作品は生きるコントとは違い、とても繊細な作品集でした♪温かくて繊細な感じです!不思議な世界観のものが多いですが自然に受け入れる事ができました。短編が特に良くてじーんときて素敵でした☆「心の箱」「立ちはだかるドア」「言葉のプレパラート」「マフラーをどうぞ」「鏡よ鏡よ鏡さん」良かったです!とても素敵な作品集です★

  • b☆h さん

    『出会い系サイトで〜』の中で紹介されていた一冊。著者がただ思っていることを綴ったというだけあって、心の声を聞いているような気持ちになる。どこまでも優しくて抱きしめられているような錯覚を覚える言葉が詰まっている。「個人的で些細なことを人に伝えるということほど 怖いことはないように思います 大人になればなるほど臆病になって面倒になって」この感覚はすごく分かる。大人になるほど、個人的で些細なことを話す時間なんて、自分で作らなきゃ出来ない。だからこそ、人は大切な人と話したいと思うんだろう。何度も読み返したい一冊。

  • masa さん

    繊細な、実に繊細な言葉で綴られた文章に惚れ惚れしてしまった…。大宮エリーさんは初読みだけれど、映画監督や演出家もこなす彼女らしい、映像が見えてくるようなポエムと短編からなる珍しい構成の本。大人になればなるほど人に思いを伝えるということに臆病になって、面倒になる自分がいる。でも、もし思いが伝わったら、その人は喜ぶかもしれない。その人は嬉しいかもしれない。ちょっとその日が、動き出すかもしれない…。普段、何となく考えていることがドンぴゃりな言葉として巡り会う悦びがあるから、やっぱり読書は止められない‼1560

  • やこ´•ᴥ•` さん

    タイトルのまま、思いを伝えると言うことをテーマにした、詩集+ショートストーリー仕立て。思っていた感じとは違って、ちょっと若さを感じる作品。若い頃は詩集って好きで感動したり共感したりとかたくさんあったけど、自分の心が濁ってしまったのか、今の私はこの本を読んでも感じるモノがありませんでした(;;´_ゝ`)ただ、ラスト2篇の短編は好き。大宮エリーさん、多才な方ですね。

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