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大宅壮一のことば「口コミ」を見つけた男昭和マスコミ界の怪物傑作評論集

大宅壮一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046018953
ISBN 10 : 404601895X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

怪物評論家の傑作コラム。自民党独裁、天皇譲位、巨大宗教、ネット社会の脆さ…日本にはびこるジレンマとタブーを半世紀前に喝破。

目次 : 第1章 一億総白痴化―巨大メディアを斬った男(「一億総評論家」時代(昭和33年)/ またも“転向”の季節を迎えた(昭和41年) ほか)/ 第2章 総裁選はデンスケ賭博―宰相たちを斬った男(“三ワ”(昭和27年)/ 遵法デー(昭和32年) ほか)/ 第3章 ジャリ革命―進歩的文化人を斬った男(文学大将(昭和27年)/ ノーベル賞候補(昭和32年) ほか)/ 第4章 セコハン民主主義―昭和の虚構とタブーを斬った男(セコハン民主主義(昭和27年)/ 血と迷信(昭和27年) ほか)

【著者紹介】
大宅壮一 : 1900年、大阪府富田村(現在・高槻市)生まれ。旧制第三高等学校に進学。1922年、東京帝国大学大学部社会学科入学。新人会に所属、在学中より健筆をふるう。第二次大戦後、時代の風潮をみごとに裁断する独特な社会評論や人物評論で長くマスコミ界で活躍。自ら“無思想人”を宣言。1970年11月22日、永眠。死の直前に大宅壮一ノンフィクション賞が創設され、ライターの登龍門となっている

大宅映子 : 1941年、東京生まれ。1963年、国際基督教大学卒業後、PR会社勤務。1978年から始めたマスコミ活動では、国際問題・国内政治経済から食文化・子育てまで守備範囲広く活躍。現在、株式会社西武ホールディングス社外取締役、日本年金機構の非常勤理事、公益財団法人大宅壮一文庫理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 元気伊勢子

    これからの世の中を予言したような言葉の数々。かなり当たっている。政治は、天下りや失言や議会での乱闘などをずっと繰り返していたようで今と全く変わってないのには、本当に驚いてしまった。

  • はやぶさ

    分かったことは、50〜60年たってもあまり変わらないこと。時代はちょうどサザエさんの漫画と同じくらい。だから、いろいろと書かれている人がみんな知らない人ばかり。かろうじてわかるのは川端康成や、三島由紀夫あたり。ひと昔前の評論を読むのも、今を客観的に見ることができそうでいいかもしれない。

  • tecchan

     今から50年、60年前の言葉とは、思えない。今でも、そのまま通用する。社会評論家大宅壮一氏の言葉を集めたもの。現代日本の世相、政治への痛烈な批判。

  • 椎茸どんこ

    各記事の初出の時期が記載されていなければ現代でも通用しそうな内容ばかりで、政治の世界は戦後何ら変わっていないのか、などと思った。それならばこうした評論を読むことで我々はもっと賢く対応できるはずだ。国民もメディアも多くはレベルが高まることは無いだろうが、一部の優秀な人たちはメディアも含めより良い政治が実現できるよう意見を述べて行かねばならない。時々TVでタレント化した評論家ががなり立てているのを見るにつけ、メディアの実力が落ちてきているのを編者である大宅映子氏の言葉で納得した自分がいる。

  • yuji

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