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物語の体操 物語るための基礎体力を身につける6つの実践的レッスン 星海社新書

大塚英志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061385399
ISBN 10 : 4061385399
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

なぜ人は物語るのか
オリジナルのカードや方程式を使ったユニークなプロットやキャラクターの作り方を通じて、あなたの「物語る力」を再発見し、リハビリし、発達させるトレーニングとなる全六講義に補講を書き下ろし。徹底して実用的な物語入門書の形をかりながら、「なぜ人は物語るのか」という問題を根本から考え直すためにかかれた批評書、待望の復刊。

【著者紹介】
大塚英志 : まんが原作者・批評家・国際日本文化研究センター客員教授。1958年東京都生まれ。筑波大学卒。80年代を徳間書店、白夜書房、角川書店で編集者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けやき

    【再読】

  • しゅん

    物語を作るための実践的な訓練プログラムであり、小説家の「才能」を脱神話化させる批評書でもあるという一冊だが、これを読んだ後だとそもそもレッスン本は批評的に優れてなければ成り立たないことに気づく。蓮實重彦の物語批判(&小説擁護)を、逆にアニメやゲームシナリオへ対応できる物語の方程式に捉えたり、村上龍を汎用性の高さ物語を作る「サブ・カル的な作家」として捉えたり、とにかく「文学」を相対化させる論が力強い。二次創作批判も参考になりました。

  • のれん

    思った以上に深く、著者の理想論が詰め込まれた1冊。 日本では私小説などの壮大な自分語りが主流で、WEBはその傾向を加速させた。例えそう簡単ではないと後々気づくとしても、教養や経験を身に着け大人へになる変化を肯定的に描くのがキャラクター小説という娯楽への最低限の責任だ。 プロット構造を自然に思いつかせるために、タロット式や村上龍の盗作プロット作りを練習させる講義はまさに反復練習たる勉強に近く、面白い。 同業者・若者・小説家に対して皮肉交じりな文章だが、批評家はこんぐらい穏やかに尖がっているのが良いのだろう。

  • まりん

    ちょっと難しく感じるところもあったけど、いろんな作品を引用しながらの説明だったから、基本読みやすかったし楽しく読めた。小説は読むけど、それがどうやって作られるのかとか、創作の基準が何なのかということについて深く考えたことがなかったから、一つ一つの話がとても興味深かった。プロットの作る練習とか、最後のワークショップの絵本とかやってみたい。

  • ジョン

    実践的創作術を身に付けさせてくれそうな本。容赦ない講義と課題のオンパレードでめまいがしそう。しかしここまでやらにゃあ、いややったからといって作家にはなれるとは限らない、といい意味で夢を叩き壊してくれる。とりあえず冒頭に提示された課題、プロット(梗概)百本、やってみるか。

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