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ホタルの光は、なぞだらけ 光る生き物をめぐる身近な大冒険 くもんジュニアサイエンス

大場裕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774321776
ISBN 10 : 477432177X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan

Content Description

ふしぎな生き物は、たとえば熱帯のジャングルや深海まで行かないと見つからないものだと思っていませんか?それが意外と、みなさんのまわりにもたくさんいるのです。めずらしそうに思える光る生き物の中にも、身近な大冒険で出会えるものがいます。ところが、光るしくみや光の役割、どうして光るように進化したのかなど、わかっていないことが、まだまだたくさんあります。そのような発光生物のなぞや疑問を解こうとする研究を紹介しながら、科学者にとって必要で大切なことを伝えていきます。

目次 : さあ、身近な大冒険へ/ 第1章 ホタルミミズ発見―ここにも、あそこにも/ 第2章 砂浜の光るミミズ―イソミミズ/ 第3章 発光の「役割」―発光生物なぜ光る?/ 第4章 発光の「しくみ」―発光クラゲでノーベル賞/ 第5章 発光の「進化」―ホタルの進化を解明する/ 第6章 ホタルのさなぎは二色に光る/ 第7章 発光生物の遺伝子バーコード図鑑をつくりたい/ 科学はおもしろい

【著者紹介】
大場裕一 : 1970年札幌生まれ。山形県育ち。北海道大学理学部化学科卒業。同大学院理学研究科修士課程修了。総合研究大学院大学博士課程修了。博士(理学)。基礎生物学研究所博士研究員を経て、名古屋大学大学院生命農学研究科助教。未知の発光生物探しから、発光生物に関する文化資料の収集まで、発光生物に関するあらゆることに興味がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • itoko♪

    蛍やホタルイカは勿論知っていましたが、光るミミズがいるなんて初耳でした。ジャングルの奥地に行かなくても、不思議な生き物は発見出来るし、専門家でなくとも、発見したことを発表出来る場はあるものだ、ということも教えてもらいました。目をキラキラさせながら、発光生物のことを熱く語る、そんな著者の姿が目に浮かぶよう。子どもの頃に出会いたかった、そんな本でした。読書感想文の課題図書に選ばれたのも納得です。

  • へくとぱすかる

    発光生物の研究で、目的の遺伝子を増やせる機器が活用されるが、それが今まさにみんなが知っているPCR! ちなみにこれは2012年発行の本である。発行生物の話なので、もしやと思ったら、やはり神田左京の名前が登場。横浜市でイソミミズの発光を確認したのは1936年のことだったとか。ホタルミミズの発見で驚くのは、珍種と思われていたのが、実は普通種であったこと。探してみようとしないから知られていなかったのだから、自然界に対する教訓と言えそうだ。ただおもしろいから研究したことが、役に立つことがあるというのも科学の一面。

  • chimako

    一つの事を必死に探求する人は面白い。大の大人が地面に這いつくばってミミズのウンチを探している姿はシュールでさえある。そして光るミミズ“ホタルミミズ”をみつけたらあたりまえに「冷蔵庫で飼育できます」と言ってしまう。家庭の冷蔵庫にミミズは入れないでしょう!?普通。この本を読んでいて自分の琴線にふれるのが「科学の面白さ」ではなく「科学者の面白さ」ばっかり。ショウジョウバエの遺伝子を調べるのに“ハエ汁”なる物を作ったり(気持ち悪い)、イソミミズを光らせるために練りカラシの水溶きを垂らしたり(かわいそう過ぎる)。

  • 美紀ちゃん

    課題図書のブックトークをするので、読んだ。著者は発光生物の研究者。ミミズも蛍のように光るなんて知らなかった。しかも珍しいミミズではなく、全国どこにでもいるミミズだそうで…。蛍の光の役割や、どういうしくみで光るのか?なぜ発光できるように進化したのか?「なぜ?」という疑問を持つことが将来科学者になりたいと思っている読者に大切なことなのだということをわかりやすく説明している。とても読みやすく、読書が苦手な中学生には、3冊の中ではこの本が一番いいかも。

  • BlueBerry

    青少年読書感想文全国コンクール課題図書。発光生物の生態など。私はあまり興味が湧かなかった・・。

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