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バラの世界 講談社学術文庫

大場秀章

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065323885
ISBN 10 : 4065323886
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

冬のバラを好み、エジプトから取り寄せていたという皇帝ネロ。古代ローマの大酒呑みは悪酔い防止にバラの花冠が効くと信じ、ナポレオン皇妃は品種改良に熱中、ルネサンス期の詩人や画家はこぞって作品に詠い、描いた…。ただの「花」が、国も時代も超え、なぜ人々を虜にしてしまうのか。世界各地の品種を眺めつつ、豊饒なる「美」の世界を堪能する!

目次 : 第1章 クノッソス宮殿の謎/ 第2章 ギリシアとバラ/ 第3章 ローマとバラ/ 第4章 バラの植物学/ 第5章 バラの園芸化の歴史を辿る/ 第6章 オールド・ガーデン・ローズ/ 第7章 モダーン・ガーデン・ローズの黎明期/ 第8章 バラの花譜/ 第9章 世界の野生バラ/ 第10章 日本のバラ/ 第11章 バラの現在・未来

【著者紹介】
大場秀章 : 1943年東京都生まれ。植物学者。東京大学名誉教授、東京大学総合研究博物館特招研究員。専門は植物分類学、植物文化史。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    バラと言えば、ローマ。皇帝ヘリオガバルスは天井から歓迎のバラの花を降らせ来客が窒息死したとか。 バラと言えば、イギリス(風土的には合わないのに努力)、フランス(適している) 私が好きなブルー・ムーンを作ったのはドイツ最高のバラの育種家、マティアス・タンタウ

  • かぐつち

    まさに表紙のような『バラ』だけではない多種多様なバラの歴史と文化をたどる本。もともとは四半世紀前に発行されたものとのことなのですが、四千年前からスタートするので四半世紀前なんて……という感じです。愛され続ける花の叙事詩。

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