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千夜一夜物語 8 バ-トン版

大場正史訳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480038487
ISBN 10 : 4480038485
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世にも稀な美貌のあでやかな乙女とふたりきりになると、王はみずからの手で相手の衣装もぬがせて、乙女の裸形を眺めた。白銀のかたまりかと思われるばかりの雪の肌を目のあたりにした王は…謎にみちた美女との出会いにはじまり、海陸を舞台に繰り広げられる魔術・妖術の戦いを描く「海から生まれたジュルナールとその子のペルシャ王バシム」、男ぎらいの姫と美しい王子のロマンチックな恋を描く、スリル満点の物語などを収める。

目次 : ガーリブとその兄アジブの身の上話/ オトバーとライヤ/ アル・ヌーマンの娘ヒンドとアル・ハッジャジ/ ビシュルの子フザイマーとイクリマー・アル・ファイヤズ/ 学者ユヌスとワリド・ビン・サール教主/ ハルン・アル・ラシッド教主とアラビア娘/ アル・アスマイとバッソラーの三人の乙女/ モスルのイブラヒムと悪魔/ ウズラー族の恋人たち/ バダウィ人とその妻〔ほか〕

【著者紹介】
リチャード・F・バートン : 1821‐1890。イギリス生まれ。ヨーロッパ各地を放浪して育つ。大学中退後、軍に志願してインドに渡り、近東の諸言語・習俗を調べた後メッカ巡礼を果たす。ナイル川水源への探検、中央アフリカでの探検をはじめ、西アフリカ、ブラジル、シリアにまで足をのばした。奔放不羈、政府や上流階級と相容れず、晩年は辺境の領事として転々とし、生涯を終えた

大場正史訳 : 1914‐1969年。佐賀県生まれ。本邦初の『バートン版 千夜一夜物語』の完訳を遂げたほか、外国文学、性風俗をめぐる、多数の著書・訳書を遺した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    ロマンとスリルの物語が描かれます。ドキドキさせられました。同じような物語なのに魅了するのが千夜一夜なのでしょうね。

  • きゃれら

    「ガーリブ…」は途中から何の起伏もなく主人公が無双していく。イスラム教が対キリスト教や対ヒンズー教、ゾロアスター教に対しては優位なのだ!というお話になっている。まあ、そういうよね。タタール人あんまり出てこないのは気のせいか?王子と王女の恋愛ものは相変わらずツンデレ物語。重要人物の首をいきなり刎ねたりするのも、いつもの通りだ。けど、そういう脈絡無視、荒唐無稽に慣れてしまって楽しんでいる。盗神アリ、というのはアリババと40人の盗賊のお話なのかな?色気ありすぎで子供向きじゃないけど。

  • ぷるぷる

    「ガーリブ〜」の続きから始まりますがコレがイマイチ。戦争モノは敵が偶像崇拝者だろうと魔王だろうと回教徒軍が無双し続けてしまうので面白味に欠ける。改宗しないと容赦ない姿勢はおっかない。その後短い軽めの恋愛話が幾つか続いたところで退屈になってきて、とうとう苦行となったかと思ったところで中編が続いて持ち直す。「やりて婆のダリラー〜」と「カイロの盗神アリ〜」での騙し合いのドタバタ劇と「アルダシル〜」の男嫌いの女の子をなんとか落とそうとする話がコメディタッチで面白くてホッとしました。そろそろ心地よいけど飽きもくる。

  • ALBA

    年末年始を挟んで全然読み進めてなく、やっと読み終わった。 前巻からの続きの「ガーリブ〜」はいきなり魔神が登場して急にオカルト的な雰囲気になりながらも、人も魔神もひたすら回教への改宗を推し進めながらついに仇敵の兄アジブに一矢報いて大団円。 この後、いくつか細かい話があって、「やりて婆のダリラー〜」とその続きの「カイロの盗神アリ〜」の話が圧巻。 ダリラーの名前は第3巻にも出てきましたが本人が出てくるのはこの話。 次から次へと人々を騙していくダリラーと、あっさり騙される人々の右往左往ぶりが笑いますよ〜(^^)

  • のら

    やり手婆とカイロの盗神アリの二作は全作通じての傑作だと思う。ここまで人を出し抜くとなると嫌悪感を超えて痛快さを覚える。ここまで読んできてよかった。

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