Product Details
ISBN 10 : 4908736219
Content Description
いがみ合うのもばからしい。だけど仲直りも難しい。ケンカや誤解から生じるいざこざを解決する「仲直り」は、ヒト以外のさまざまな動物にも見られる興味深い現象です。赦しと謝罪の2つの側面をもつ仲直りの機能とメカニズムを、進化生物学のモデル研究、動物行動学の研究、心理学の研究を駆使し、進化心理学の視点から読み解きます。
目次 : 第1章 動物たちの仲直り(霊長類の仲直り/ 霊長類以外の動物の仲直り/ 多くの動物が仲直りすることの意味)/ 第2章 行動の進化の理(進化とは/ 心の働きも進化する/ 行動の進化)/ 第3章 赦すことの理(赦しの進化/ 誰を赦すのか?―自価値ある関係仮説/ ヒトの赦し―関係価値と搾取リスク)/ 第4章 和解シグナルの進化(悔恨の情を示すことの進化/ 改悛のシグナル/ 霊長類の和解シグナル)/ 第5章 謝罪の理(謝罪の心理学/ コストのかかる謝罪)/ 第6章 仲直りの至近要因(仲直りを促す感情/ 不確実性低減仮説/ 赦しの効用)/ 第7章 仲直りする力(セルフコントロール/ 至近要因にうったえる)
【著者紹介】
大坪庸介 : 2000年、Northern Illinois University,Department of Psychology博士課程修了。Ph.D.。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
