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ISBN 10 : 4846117243
Content Description
福島第一原発からの放射能放出は、いまも閉じ込められてはおらず、政府の放射能コントロールの現状は、アンダーコントロールとはとても言えないお粗末なものだ。こうした今の日本の現状で、福島の人びとをはじめ私たちが健康に生きていくには、放射能被爆(内部被曝と外部被曝)を常に意識し、それから身を守る方法を身につけ、実行していくことが必要である。広島・長崎、チェルノブイリの経験に加え、最新の健康科学や放射能防護研究の成果等を参考にして、放射能に負けない体を作るための食物やレシピ、デトックス(解毒)の方法等を考えた。本書が提案するレシピと健康法を実践して、放射能に対する賢い向き合い方を身につけてほしい。
目次 : 1 レシピ(安全な水とは/ 玄米・分つき米を1日1回:フィチン酸・ビタミンEが豊富/ 糠ふりかけをとる ほか)/ 2 健康法(心臓の不整脈を予防し突然死を防ぐオメガ3系脂肪酸:脳神経系の病気予防と治療にも有効/ 心臓―脳血管系の病気予防にナッツ類を食べよう/ ダークチョコレート・ひよこ豆・レッドビンズは鼻血・下痢・下血の予防と治癒に有効 ほか)/ 3 資料(福島原発事故後5年間で全国に降下した放射性セシウムの土壌蓄積量(原子力規制委員会「定時降下物モニタリング」2011年3月18日〜2016年3月31日)/ 放射性元素吸着作用を持つ生物成分と抗酸化作用が期待される栄養成分/ 高いウラン濃縮能を持つ植物由来の生薬 ほか)
【著者紹介】
大和田幸嗣 : 1944年秋田県男鹿市船越に生まれる。1969年横浜市立大学文理学部生物学科卒。1974年大阪大学大学院理学研究科生理学専攻卒、理学博士。同年大阪大学微生物病研究所助手。Srcガン遺伝子の研究を行う。1978年、A.v.Humboldt奨学生として西ベルリン市のマックス・プランク分子遺伝学研究所に研究留学。翌年、同所研究員。Srcの標的タンパク質の研究を行う。1989年京都薬科大学生命薬学研究所助教授。同大教授を経て2009年退職。細胞ガン化のメカニズム、シグナル伝達と細胞周期制御の研究を行う。退職後、菊芋の無農薬・無化学肥料による栽培を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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