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あさきゆめみし 完全版 10

Waki Yamato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062204095
ISBN 10 : 4062204096
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Series
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sofia

    光源氏一人がいろいろな女性を渡り歩くのに比べて、こちらは薫と匂宮が浮舟を取り合うという構図、さすが紫式部。しかし、浮舟の小物感、二人が争うほどの魅力は感じられない。匂宮が「なぜ死んだのだ!」と嘆いても「あなたのせいでしょ」と突っ込みたくなる。私は大和和紀さんの『あさきゆめみし』をこの年で初めて読んだが、源氏物語の理解も深まるし、入門編としてもすばらしい。

  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

    完全版の「あさきゆめみし」もついに完結。第1〜8巻が光源氏の物語で、第9巻と10巻はその次の世代の匂の宮と薫が主人公になっている。宇治十帖や浮舟などの名前は昔暗記したものなのか知っていたけれど、ストーリーは初めて読んだ気がする。紫式部はなぜこの次世代のストーリーを書いたのだろう。楽しく読めるものの、光源氏のストーリーと比べるとインパクトに欠ける気がした。しかし、全体を通してみると、1000年以上読み継がれるのも納得の読み応えだった。完全版は、判型が大きく、美しいカラーページも豊富で昔読んだ人にもおすすめ。

  • panashe

    其の四十八〜五十三完結。光源氏の時代に比べると少し物足りなさが。匂の宮も薫も光源氏ほどのオーラがないようだ。この物語の最後の登場となった浮舟のモヤモヤな気持ち同様物語もあれ〜っという感じで終わってしまった。あっちこっちに手を出す光源氏だったが、女性を虜にする魔力はピカイチだったのだろうね。大河ドラマのお陰でこの歳になって「源氏物語」に触れられた事嬉しい限り。大河も今後が気になる。

  • bakumugi

    同時並行で、西加奈子のアイを読んでいたこともあり、薫が自分のルーツに悩む姿も浅く感じるし、何度か読んでいるが、浮舟が入水を選択するメロドラマ的な話の流れも、簡単過ぎて違和感を感じざるを得ない。それが若さと世間知らずなためとは言えど。でも漫画などでも途中思わず人気が出すぎて、終わらせたくても続けざるを得ず、尻切れとんぼ的に終わる、、みたいに、こうした結末で描くしかなかったのかも。いずれにしても、古典への興味の一歩になる漫画作品として王道の域にあると思う。大和和紀さん、ここまで描き切るのは凄い。

  • もだんたいむす

    クソ男のオンパレード。もうクソ男しか出てこなくて、女はそのクソ男どもに人生を振り回されるだけ。全巻読み終えたが、クソ男どもの所業に対する怒りしか湧かない。

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