ごろつき船 北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」 上|1 小学館文庫

大佛次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094084863
ISBN 10 : 409408486X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,553p

商品説明

損得抜きの人助け。男たちはなぜ戦うのか?

蝦夷地松前藩。家老蠣崎主殿は船問屋の赤崎屋と結託し、赤崎屋の商売敵八幡屋に密貿易の嫌疑をかけて取り潰しを図る。併せて正義感の強い目障りな役人三木原伊織も亡き者にしようと企てるが……。
そこに、江戸の盗賊佐野屋惣吉、訳あってアイヌに成り済ましていた元旗本の土屋主水正、そして和尚の覚円ら、悪事を捨て置くことのできない男たちが次々と立ち上がる。彼らの助けにより、八幡屋の遺子銀之助は本土津軽へと逃げ延びるが、一方、伊織の妻子の身にも危険が迫っていた。
息もつかせぬ展開の大衆小説。書評家・北上次郎オススメの名作シリーズ第1弾!

内容詳細

蝦夷地松前藩。家老蛎崎主殿は船問屋の赤崎屋と結託し、赤崎屋の商売敵八幡屋に密貿易の嫌疑をかけて取り潰しを図る。併せて正義感の強い目障りな役人三木原伊織も亡き者にしようと企てるが…。そこに、江戸の盗賊佐野屋惣吉、訳あってアイヌに成り済ましていた元旗本の土屋主水正、そして和尚の覚円ら、悪事を捨て置くことのできない男たちが次々と立ち上がる。彼らの助けにより、八幡屋の遺子銀之助は本土津軽へと逃び延びるが、一方、伊織の妻子の身にも危険が迫っていた。息もつかせぬ展開の大衆小説。書評家・北上次郎オススメの名作シリーズ第一弾。

【著者紹介】
大佛次郎 : 1897年横浜市生まれ。東京帝大政治学科卒業。外務省に勤めるが、1924年より文筆業に専念。同年誕生の『鞍馬天狗』、さらに『赤穂浪士』で文壇に揺るぎない地位を固めた。時代小説、歴史小説、現代小説、史伝、戯曲まで幅広く執筆した。60年芸術院会員。64年文化勲章受章。73年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • cogeleau さん

    舞台は北海道から津軽、江戸、大阪、京都さらには樺太まで広がる。筋運びはゆったりと進み、丁寧な叙述に圧倒されることもしばしばだった。主要人物たちの視点がリレーのように次々と引き継がれていくのも面白い。  圧倒的な権力者によって動かされる組織の無言の圧力には、いかに正義感を堅持した個人の力であっても太刀打ちできない無力感も覚えた。それは上からの指示のみで粛々と命令を遂行する日本人の特性の表われでもあり、

  • mamaichi さん

    ☆4

  • 長老みさわ/dutch さん

    さすが大御所の文体。物語の「軸」はあるにはある。「軸になる人物」も居ることは居る。しかし関係者がそれぞれに散って個別に動くので主人公が見えない。もちろん話が何処に転がっていくのかも想像がつかない。ワクワクゾクゾクしながら下巻へ

  • djebel さん

    偶然、手にしたが面白い。

  • halfpint さん

    思いのほか大好きな感じで。

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人物・団体紹介

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大佛次郎

1897(明治30)年横浜生まれ。本名は野尻清彦。長兄は星の文学者・野尻抱影。1921(大正10)年東京帝大卒業後、教員や外務省嘱託として勤務。この頃ロマン・ロランの訳書を出し、その他小説の抄訳などを雑誌に寄稿する。1924(大正13)年大佛次郎の筆名で「鞍馬天狗」シリーズが人気となり、専業作家生活

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