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ゆうこさんのルーペ

多屋光孫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772614405
ISBN 10 : 4772614400
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもといっしょに「障害」を身近に考える絵本。ゆうこさんは、うまれたときからめがよくみえません。だいすきなほんをよむときは、いつも「ルーペ」をつかいます。はやたくんはゆうこさんの「ルーペ」がふしぎでしかたありません。ゆうこさんにかりて「ルーペ」をのぞいてみると…。実話をもとにした、障害とは何かを、みぢかに考える絵本です。障害のある人もない人も、多様な存在をおたがいに認め合える社会へ。

【著者紹介】
多屋光孫 : 紙芝居・絵本作家、挿絵画家。2015年に会社員より転職し児童書、カルチャー情報誌、キャンペーンCMなど多方面で活動。受賞歴:二科展デザイン部門マルチグラフィック大賞(2014年)、特選賞(2011、2013年)、奨励賞(2010、2015年)他。日本出版美術家連盟理事・事務局長。一般社団法人二科会デザイン部会友

はがゆうこ : 天先性ロービジョン。右目は光を感じる程度、左目は0.02弱の視力。高校までは盲学校で学ぶ。大学ではスペイン語を専攻。1991年、会社員時代から「共用品」の活動に参加

ふじいかつのり : NPO法人日本障害者協議会代表、きょうされん専務理事。1949年・福井市生まれ。もともと弱視で、最初の勤め先は、都立小平養護学校(現在の都立小平特別支援学校)。そのあと、精神障害者のための共同作業所の創設に参加。現在は、障害のある人の法律や制度の拡充に力を尽くしている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    ゆうこさんは小さな字がよく見えません。そこでルーペを使うことによって世界が拡がりました。この絵本は、ゆうこさんが実際に経験した嬉しいことから生まれました。ゆうこさんのルーペに興味を持った子ども。ある親は見ちゃダメと言い、ある親は聞いてみたらと言う。そこで気になったはやた君はゆうこさんに聞きました。障害を見ないふりをする人の多い中、興味を持ったことを、自由に聞きあえたら幸せ。この言葉に頭ガ〜ンとなりまし先日、はやた君のような男の子に遭遇し、黙って後をついてくるのが嫌だった私。私から話しかければよかったのだ。

  • わむう

    障害がある人とない人との大きな心の隔たりがなくなればという願いを込めて書かれた絵本。生まれながらに目がよく見えず読み聞かせが楽しみだったという芳賀さん。中学校1年の時に、ルーペに出会い、自由に新聞や本を読み、たくさんの物語の世界と出会えるようになった日はなんてうれしかったことでしょう。

  • ヒラP@ehon.gohon

    先天性ロービジョンという障害をもった、芳賀優子さんの実体験を基にした絵本ということで、日ごろの障がい者に対する視点との違いがとても重要だと思います。 視覚障害と言っても、様々な障害があるのです。自ら行動している車椅子利用者、肢体障害の人も然り気無く登場します。 同じ社会で生活している障がいの人を、正しく見られるルーペ欲しいですね。そして共にいきていけるように行動できるきっかけになればと思います。 多屋光孫さんのサービス精神旺盛な絵で、上から目線でもなく、深刻でもなく、好感が持てます。

  • Cinejazz

    「お父さん、あれ、なに?」「なんだろう。お姉さんに聞いてみたら?」...「ぼくは、はやた。それは、なんですか?」「こんにちは。私は、ゆうこ。これはルーペ。これで本を読んでるの。ルーペは、いろんなものを大きく見せてくれる道具よ。私は、目がよく見えないの。このルーペのお陰で、本や新聞をたくさん読めるようになったの。いっぱい勉強して、ひとりで外国にも行けるようになったわ」…℃タ話をもとに「障害とは何か」を、子どもと一緒に身近に考えるために制作された絵本。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    原案の、はが ゆうこさんの体験を元につくられた絵本。その体験を話した友人の星川 安之さん、編集協力の海老原 宏美さん、監修の藤井 克徳さん、4人の方々があとがきを書かれています。絵本に登場するお父さんの「なんだろう。きいてみたら?」という言葉、遠巻きに見るだけで関わろうとしない人が多い世の中で勇気のある言葉だと思います。障害を考える絵本ですが、重く感じないのは商店街の看板など遊び心があるからかしら?一番ウケたのは『洋菓子の店ヨーガス おちゃづけはじめました』(笑)そんな絵本じゃないのに、つい!

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