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ISBN 10 : 4798917133
Content Description
ベルリンでは築100年の団地が世界遺産として輝き、人気の住宅街として今にその景観を伝えている。本書は、戦後建設の高層大団地におけるエコロジカルな都市改造にもふれ、ほかにルール地方の労働者団地、フランクフルトの近代的団地を訪ねた記録である。公団住宅に住む著者は、併せて都市機構が「団地再生」の名で進めているスクラップ・アンド・ビルド型事業を問い、異議申し立てる。
目次 : 第1編 よみがえるドイツの団地を歩く(ルール地方―企業家と労働者住宅団地/ フランクフルト・アム・マイン―エルンスト・マイと「ダス・ノイエ・フランクフルト」/ ベルリン―ブルーノ・タウトと6つの世界遺産団地/ 戦後建設の巨大団地の再生)/ 第2編 公団住宅の「団地再生」を検証する(公団住宅の「建て替え」事業とは何だったのか?/ 武蔵野緑地団地(武蔵野緑町パークタウン)/ ひばりが丘団地(ひばりが丘パークヒルズ)/ 高根台団地(アートヒル高根台)/ いま都市再生機構がめざす「団地再生」とは?)
【著者紹介】
多和田栄治 : 1933年岐阜県生まれ。1956年早稲田大学第二文学部露文専修卒業。出版社勤務。1974年エルベ書店設立。1988年東京多摩公団住宅自治会協議会会長、全国自治協代表幹事、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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