Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• みき

  読了日：2023/01/09

  とんでもない名著。ぜひ色々な人に読んで欲しい。ユーモア小説なのか、本当に実在した人物によるノンフィクションなのか最後まで分からなかった。世の中をナナメに見ているようで正鵠を射ているような論旨も多く、言われてみれば確かにとなる。特に英文学者に留学が必要なのかを解くシーンや敵国の研究の目的論などはなかなかに読ませる。著者の言う通り、古い例も挙げられているが古くさくはなく、かえって新しさを感じることができる。こういう本に巡り会えたことに感謝したくなる。そのレベルの本です。

• 読書熊

  読了日：2023/02/04

  60年前の言葉なのに全く古びない

• Lieu

  読了日：2022/10/30

  かつて夏目漱石が主張した、英文学をはじめとする外国文化の摂取における「自己本位」の態度を継承している。留学の経験を逃してしまった私も留学懐疑論のところは興味深く読めた。私の教わった先生の中でも、留学経験のない人で堂々とした外国文化研究の著書を出している人もいたし、留学や海外滞在の経歴が華やかでも学問的定見のない人もいた。ただし逆も又然りで結局個人の資質や探究心によるのだろう。ただ「自己本位」とは具体的にどういうものか、本書では英文解釈法の話が出るけれどもこれだけでは納得できず、自分で考えるしかない。

• 舶民

  読了日：2016/12/11

  教育者や外国語関連の話が多く興味深かった。生気が揺らいだ。

• しんどー

  読了日：2018/01/15

  ★3

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