患者さんが教えてくれた 水俣病と原田正純先生 フレーベル館ジュニア・ノンフィクション

外尾誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784577041536
ISBN 10 : 4577041537
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
追加情報
:
136p;22

内容詳細

「水俣病」という公害病に、一生をかけて向きあったお医者さん、原田正純先生。「医者なのに、患者さんを治してあげられない…」原田先生は、ずっと悩み、考えつづけました。そして、「治らない病気だからこそ、やるべきことがたくさんあるんだ」そう、気づくのです。いつも笑顔で、患者さんに寄りそいつづけた原田先生の物語がはじまります。

目次 : 1 ネコが消えた/ 2 医者は来るな/ 3 教科書とちがう?/ 4 早く証明しないと/ 5 バンザイはできない/ 6 さわぎを起こすな/ 7 宝子/ 8 先生は名誉首長/ 9 ぜったいに終わらない/ 10 死ぬまではだいじょうぶ

【著者紹介】
外尾誠 : 1971年、長崎市生まれ。九州大学法学部卒。1999年に朝日新聞記者となり、人吉支局(熊本県)や西部本社社会部、東京本社国際報道グループなどで勤務。水俣病公式確認50年の2006年から水俣病問題に取り組む。川辺川ダム建設計画や地球温暖化など、環境問題に関心を持ち、取材を続ける。現在は筑豊支局(福岡県)勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン さん

    水俣病といってもすぐにイメージできない世代も増えてきたのかもしれないですね。かく言う私もこの本を手にするまで、水俣病の真の悲劇はわかっていなかったように思います。胎児性の遺伝の存在が水俣病までは認められていなかったなんて知らんかったよ(恥)。公害であると認定されるまでにどれだけのものと戦わなくてはならないのか。水俣病が公害と認められる前から研究に着手した、原田正純医師の伝記。ジュニア向けゆえに非常にわかりやすくまとめられている。治す手段がない水俣病、治すことができない患者と向き合い続けるのはいかほどの覚↓

  • 定年(還暦)の雨巫女。 さん

    《私-図書館》原田医師は、水俣病の患者さんに、寄り添い、原因を判明した。慕われた医師だったんですね。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく  さん

    27年度6年生ブックトーク授業

  • crane155 さん

    この本を読んだあとに、原田正純さんの動画も見た。何でこんな数万人の人が苦しむことになってしまったんだろう……。 お医者さんの親友の宮澤信雄さんが、原田先生に贈った「先生は、水俣病という悲しい事件のために、神さまが用意してくれた人でしたね。ほんとうにおつかれさま」の言葉が、水俣病を原田正純さんを、知れば知るほどに、ぐっとくる。

  • KAORU さん

    びっくりしました、こんな病気があるなんて。それも世界中で起きていたなんて。水俣病より恐ろしいと思うのが、周りの人の間違った考えや、これ以上騒ぐなと口止め金を払うような事が1番恐ろしいと思いました。最後まで頑張る原田先生の姿はまるでヒーローの様でした。

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