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今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います 集英社オレンジ文庫

夕鷺かのう

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086802345
ISBN 10 : 4086802341
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan

Content Description

会社で頑張るすべての人々に捧げる、ちょっとブラックなお仕事小説!

あこがれの会社に入社した玲美。だが些細なことがきっかけで直属の上司・岸本の執拗な嫌がらせが始まった。社内では優秀な社員として通っている岸本に逆らうことはできない。疲弊しきった玲美は、彼を殺したいと夢想するようになる。こいつの頭をぐしゃりと潰してやれたら――。
(第一話『今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います』)

正社員として採用してもらえるか、微妙な立場である契約社員2年目の麻里子。成果も出しているのに、主任の鈴木からは不当に厳しく扱われている。人格まで否定されるような日々を過ごすうち、麻里子は鈴木主任の後ろに見えるあるモノが気になって…?
(第二話『天井の梁』)

妊娠を機に異動した奈々。だがこの部署は、コネをタテに傍若無人に振る舞う豚上司を閉じ込めておく檻だった…。被害に遭っている同僚たちと共有する、愚痴を書き殴るためのテキストファイル。そこにある日書かれていたのは…?
(第三話『引き継がれ書』)

【著者紹介】
夕鷺かのう : 鳥取生まれ、兵庫育ち&在住。第11回エンターブレインえんため大賞ガールズノベルズ部門奨励賞受賞、受賞作を改稿した『ヤンキー巫女逢桜伝』でビーズログ文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しゅら

    3つの短編で、主人公たちかわいそう。もはやうつ病。こんなあからさまにひどい上司、悪行は誰かが見ていてしっかり成敗されてほしい、と願って読んでいたら意外な形の成敗で、グロいホラー?のようでした。上司の当たり外れは運か、それとも当人同士の性格の問題でそうなるのか。でも、ダメだな、と思ったら逃げるが勝ち。また、この話にもあったけど愚痴の言い合える仲間のいる環境が必要ですね。「苦境にめげず踏みとどまって頑張ること自体は、悪いとは言わない。けれど、人を呪わないと精神の安定が保てないなら、それは逃げ出した方がいい。」

  • おしゃべりメガネ

    読んでて本当にツラかったです。ブラック企業を扱ったブラックコメディのつもりなのかもしれませんが、ブラック企業云々というよりは、ひたすらパワハラの描写がとにかくエゲつなくて、読んでいて本当にしんどかったです。幸い?に三編からなる短編構成なので、なんとか耐えながらもそれぞれの話は読み終えるコトができましたが、読者自身に経験のある方はココロが傷まないか、本当に心配です。ホラー要素も含まれているので、苦手な方もちょっとオススメは厳しいかなと。こういう作品もあるんだなというキモチで、ツラいながらも読了しました。

  • いつでも母さん

    【縁切り神社】頼りたくもなる状況になったことはないだろうか?(私はある)何とも険呑なというかストレートなタイトル作を含む3話。どれも上司が最低なのだ。脳内では何度も撲殺したり、呪ったりするのも頷けるほどのクズなのだ。完璧な人間などいないのは百も承知だが、こんな上司を見抜けないで置いてる会社ってそもそもどうなんだろう。と私の意識はそちらに行く。流石に死んじゃったのは言葉も無いが必ず鉄槌は下されると思っている。絶対に神は見てるよね。しかしながら現実はそこまで待たないで逃げるのを勧めたい。

  • 夢追人009

    会社勤めの誰もが経験するに違いないパワハラ上司の嫌がらせに耐え忍んだ果てに限界を超えた会社女子達の苦闘と仰天の結末を描く異色のホラー系お仕事小説集です。似非イケメン上司にお局上司に豚上司のターゲットにされたヒロイン達の不屈の忍耐力には頭が下がりますね。最初は「魔太郎がくる!」張りのリベンジ小説かと思いきや現実離れした幻想的な展開が新鮮で3話とも意外な結末に唸らされましたね。どの物語も「真相は藪の中」の不気味な余韻が素晴らしくヒロイン達に完全に感情移入してみんな救われて本当に良かったなと心から思いましたね。

  • Aya Murakami

    オレンジ文庫5周年フェア ナツイチ2019 ブラック企業単体の話かと思いきや…まさかの怪談ネタでした。 1話目生霊、2話目地縛霊、3話目テクノアニミズムという感じかな? デリートしてもデリートしても復活するデジタルデスノートこと引き継がれ書は怖いですね。豚肉食べたくなる読後感でした。

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