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ISBN 10 : 4314012102
Content Description
「中国でもっともらしく語られる日本人論にも、また日本でもてはやされる中国人論にも、違和感ばかりを覚えてしまう」―上海の大学で日本文学と日本文化を教える“外教”である著者が、コロナ禍の上海で数多の本を読みながら、「上海について、上海を通して、上海をきっかけにして」縦横無尽にめぐらした思考の軌跡。
目次 : 1 図書館の工房/ 2 本のために読者を、読者のために本を/ 3 「礼儀」が田舎にやって来た/ 4 あの日あの時サンパウロで/ 5 偉大さへの自信は火薬とともに/ 6 ディープなキッスには批評が宿る/ 7 マラドーナの横にフランチェスコリがいたのなら/ 8 ゴールキーパーだった詩人の「きらめくような幸運」/ 9 暴君と独裁君主/ 10 信じる前に考えるようになった/ 11 洗濯物は何を語るか/ 12 紅い遺伝子/ 13 すべての作家は「幹部」である/ 14 「存在」と「生命」の間で/ 15 “病衣”を着て“病友”に囲まれて/ 16 カオ屁股、泡屁股(カオピーグー、パオピーグー)/ 17 「一帯一路」と麦わら帽子/ 18 十月、いまだ実現されていない世紀/ 19 ごま味噌腸粉と広東オペラ/ 20 向前一小歩、文明一大歩/ 21 風と波と上海と/ 22 もうひとつのオン・ザ・ロード/ 23 紅いピラミッド
【著者紹介】
夏申 : 2018年から上海の大学で日本文学・日本文化を教える。夏申は筆名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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