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「外国人嫁」の台湾 グローバリゼーションに向き合う女性と男性 台湾学術文化研究叢書

夏暁鵑

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784497218148
ISBN 10 : 4497218147
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東南アジアから台湾へやってくる「外国人嫁」たち。本書は90年代台湾に流布していた「定説」―結婚できない台湾農村部の男性と貧しい低開発国の女性の結婚は「社会問題」である―へ当事者・行政側へのインタビュー、新聞・テレビ報道の分析を通じて挑んだ著作である。「外国人嫁」を対象にした研究は、やがてグローバリゼーションのなかに生きる著者自らの人生へとリンクし、「外国人嫁」の自立と台湾社会そのものの変容をめざす「実践式研究」となった。

目次 : 第1章 イントロダクション―物語・伝記・学術・実践/ 第2章 探索への道/ 第3章 真実の社会的構築―公的理解の構築/ 第4章 真実の社会的構築―アイデンティティの構築/ 第5章 真実の社会的構築―マスメディアによる構築/ 第6章 資本のグローバル化と商品化された国際結婚/ 第7章 識字の教室、姉妹の教室/ 第8章 課題・情勢・展望/ 日本語版のための補章

【著者紹介】
夏暁鵑 : 世新大学社会発展研究所教授。専門領域は国際移民、市民権、エンパワーメント、社会運動に関する実践を交えた研究。1994年より「外国人嫁」の研究に取り組む。研究と実践の両立をめざし1995年に高雄県美濃鎮(現・高雄市美濃区)に「外国人嫁識字教室」を開講した。2003年には過去「外国人嫁」とよばれた新住民女性が参与する「南洋台湾姉妹会」を結成。以降、移民/移民労働者に関わる専門家・民間団体と連携しつつ人権運動・社会運動に関わるとともに、台湾国外の組織幹部をつとめる

前野清太朗 : 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程。専門領域は農村社会学・社会史、「地域おこし」の社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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