Books

食卓で読む 一句、二句。 -お腹がぐぅーと鳴る、17音の物語-

Itsuki Natsuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847070686
ISBN 10 : 4847070682
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

食べ物のことを考えてる時間って、なんだか幸せ。胃袋から元気になれる!読むほどにお腹がすく「食と俳句」。俳人姉妹が腹一杯、語り合う「おいしい」対談。

目次 : 第1章 日常の食卓(蒜をみぢんに打つて梅雨一家(鳥居美智子)/ 乾鮭と並ぶや壁の棕櫚箒(夏目漱石) ほか)/ 第2章 旅の食卓(避暑にあり温泉卵攻めにあふ(大石悦子)/ 箸楽ししよつつる鍋の貝ふらふら(阿波野青畝) ほか)/ 第3章 大勢で囲む食卓(蕗そらまめ花見〓笥にみどり添ふ(大野林火)/ ざつくりと割れたるものを闇汁に(岸本尚毅) ほか)/ 第4章 祝いの食卓(麗らかな朝の焼麺麭はづかしく(日野草城)/ 寒紅やそのカクテルを私にも(星野椿) ほか)/ 第5章 思い出の食卓(暗き湖より獲し公魚の夢無數(藤田湘子)/ 衣被生き方はもう変へられぬ(長谷川せつ子) ほか)

【著者紹介】
夏井いつき : 昭和32年生まれ。8年間の中学校国語教諭の後、俳人へ転身。「第8回俳壇賞」受賞。俳句集団「いつき組」組長。創作活動に加えて、俳句の授業「句会ライブ」や講演活動、「俳句甲子園」の創設にも携わるなど、30年以上「俳句の種蒔き」運動を続ける。TBS系「プレバト!!」俳句コーナー出演など、テレビやラジオでも活躍。YouTube「夏井いつき俳句チャンネル」も開設し俳句の普及に邁進している。2015年より俳都松山大使。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」他、各種媒体で俳句欄の選者を務める

ローゼン千津 : (株)夏井&カンパニーライター。俳号朗善千津。いつき組組員。藍生俳句会会員。藍生新人賞。初代「松山はいくガイド」メンバー。チャイコフスキー国際音楽コンクール金メダルチェリストの夫ナサニエル・ローゼンの付き人。姉は俳人の夏井いつき(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんごろ

    選出した俳句は味わい深いですね。ちゃっかり夏井さんの自分自身の俳句も選出してる(笑)。夏井さんの句、ストレートで情景が浮かんでくる。もちろん他の選出した俳句もいいですよ。今回の掛け合いは夏井さんの旦那さんが加わり、旦那さんはいいアクセントというか隠し味。ただ前作より、掛け合いが長くて間延びしてて、読んでて疲れた。あんた、たった十七音で情景を表現できるけど、話はまとまってないですから!残念!話が脱線しすぎ斬り!こんなレビューを書く俺は才能なし!切腹!(波田陽区風)

  • yumiha

    『寝る前に読む…』が面白かったので、次巻をチョイス。「乾鮭と並ぶや壁の棕櫚箒」(夏目漱石)の、鮭と箒の対比が面白い。漱石の時代だからこその目の付け所で、今は電気掃除機だから、句にはなりまへん。「蓬食べてすこし蓬になりにけり」(正木ゆう子)は、図書室で働いていた頃に栞(小学生は栞代わりに指を挟むので)にした一句だったからなつかしかった。また、奈良の「糊こぼし」ちゅう和菓子に興味津々になった。物欲のあまりなさげな夏井いつきには好感度UP。でもセレブしか行けないような店の料理を紹介するローゼン千津には興醒め。

  • Mimi Ichinohe

    テレビでお馴染みの俳人夏井いつき先生と妹さんとの会話集。食卓に纏わる会話の中に様々な俳句が挟まれているのですが、家族の雪山遭難エピソードか多すぎてびっくり笑/灯るごとくに風呂吹きの透きとほる(夏井)/余生楽し春のごぼうの匂やかに(夏井)/花満ちて餡がころりと抜け落ちぬ(波多野爽波)/蓬食べてすこし蓬になりにけり(正木ゆう子)/寒紅やそのカクテルを私にも(星野椿)/馴染むとは好きになること味噌雑煮(西村和子)

  • 貧家ピー

    夏井先生姉妹トーク第2弾、食べ物がテーマ。 同じものを食べて育ったはずだけど、好みが微妙に違ったりして面白い。 「オムレツが上手に焼けて落葉かな」「ある程度夫唱婦随や屠蘇をくむ」

  • MOTO

    「厚餡割ればシクと音して雲の峰」あんこを割った時の音が耳元で再現されてく様。確かに『シクッ』だ。俳句ってすごい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items