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今日、ホームレスになった 平成格差社会編

増田明利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883929245
ISBN 10 : 4883929248
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan

Content Description

まさか、自分がこうなるとは…リストラ、倒産、震災不況、リーマンショック、一家離散…深刻化する格差社会の中で人々はどこに向かうのか?路上生活への入り口はすぐそこに開かれている。

目次 : 第1章 格差社会の底辺で(帰りたいけど帰れない(42歳・元建設資材製造販売会社社員)/ 100円ネットカフェで迎える元旦(53歳・元トラックドライバー) ほか)/ 第2章 廃業の果て(廃棄弁当が晩ご飯(46歳・元仕出し弁当屋経営)/ 夢を見たのが馬鹿だった(54歳・元ペンション経営者) ほか)/ 第3章 借金地獄(ローン破綻で人生破綻(40歳・元精密機器メーカー社員)/ 独立・起業の甘い罠(46歳・元中堅リース会社社員) ほか)/ 第4章 ヤングホームレスの素顔(タイムマシンがあったなら(33歳・プロミュージシャン志望)/ 田舎を出てみたけれど…(34歳・元ホテルマン) ほか)

【著者紹介】
増田明利 : 昭和36年生まれ。昭和55年都立中野工業高校卒。ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。平成15年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • PSV

    これは、「東京難民」の元ネタじゃねぇの?ホームレス、貧困、社会からの脱落というものが、非日常ではなく、常に隣り合わせの日常にあるのだと認識させられる。最後のヤングホームレスとか、とても他人事とは思えない、どちらかといえば恐怖に近い感情を抱いた。  ★★★☆☆

  • ちゃま坊

    このところ消費増税に新型コロナウイルス流行と景気を悪くするニュースが続く。お客が減れば倒産が増える。失業や投資失敗の次に来るのはホームレス増加か。生活保護のハードルは高いようだ。平成格差社会より深刻な令和恐慌の予感がする。

  • pom

    リストラ、倒産、事業の失敗など原因はさまざまだけど行き着く先はほぼ同じ。雑誌や缶集め、コンビニの廃棄弁当でつないだり…。慈善団体や教会が食料の配布をする前にありがたいお話をし、それを皆神妙な顔でおとなしく聞いてるけど、信仰心はない。って部分だけがちょっと笑えたけど。どうしようもないレポートに寒々とするばかり。

  • ユー

    明日は我が身、小さな綻びが、いつの間にか「修復出来ない大きな穴」になってしまう恐怖。

  • ぴー

    ホームレス生活を余儀なくされている人たちの転落人生をまとめたもの。大企業に勤めていても、不況に伴うリストラを繰り返し失業者になるケースも紹介されており、他人事ではないと思った(大企業→リストラで子会社へ出向→リストラで孫会社へ出向→リストラで失業→派遣労働者→ローンが返せず消費者金融で借入→借金地獄→離婚してホームレスに)。恐ろしい。大企業に安寧せず、いつリストラになっても食べていけるだけのスキルを磨いておかなければと焦燥感を感じた。

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