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今日、ホ-ムレスになった 平成大不況編

増田明利

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883927548
ISBN 10 : 4883927547
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

深刻化する不況下でホームレスたちはどんな生活をしているのか。そして彼らはなぜホームレスに転落したのか。15人のホームレスを取材し、現代の闇をあぶりだす渾身のノンフィクション。ベストセラーの第2弾。

【著者紹介】
増田明利 : 昭和36年生まれ。昭和55年都立中野工業高校卒。ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。平成15年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと今回の取材を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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実際の体験談の例がいろいろと紹介されてお...

投稿日:2022/03/16 (水)

実際の体験談の例がいろいろと紹介されており、苦境に立たされて いる人の生の声が聞けるのですが、なかなか生きていくには大変だな と思い知らされる内容で、読みやすくてとても興味深い内容でした。

kore1 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パフちゃん@かのん変更

    ちょっとしたきっかけで、誰がなっても不思議ではない。大手メーカーで管理職をしていたのにリストラで子会社へそこでも数年でリストラ。会社経営者をしていたが倒産。トラック運転手だったが目を悪くして失業。自営業で儲けていたのに近くに激安店ができ閉店。床屋も1000円カットに食われる。工場が海外移転で退職。マイホームのローンが払えなくなり家を失う。家族離散。働く意思はあるが、中高年の募集がない。生活保護を受けようとしても住所がない。

  • つちのこ

    平成大不況篇と銘打った本書が出版された2010年の全国のホームレスの数は13000人。2021年の調査では4000人となっている。数の上では大幅に減少しているが、これはあくまで特定の拠点に定住している数であって、毎日のようにねぐらを替えて流動する人の数まで捉えていない。駅や公園から追い出され、ビルの隙間でさえ寝ることができなくなった人々はどこにいるのだろうか。この本でヒントとなりえたのが、深夜営業の店であったり、ネットカフェである。統計にも表れない不可視化したホームレスへの介入と支援が、令和の課題である。

  • ごへいもち

    どこがいけなかったのか、見通しが甘かったのか。儲けたい一心の銀行の甘言に釣られてしまったのか。しっかりアドバイスしてくれる尊敬できる人がいなかったのか。いざという時に頼みとなる後ろ盾や親戚がなかったのが不運だったのか。経歴を話しながら「あそこで踏ん張れば良かった」と気づく人もいるだろうなぁ

  • おりん

    ホームレスについて知りたかったので読む。何人かのホームレスの人にインタビューする形式の本。リーマンショック後に書かれた本で、その煽りを受けた人の話が多い。リーマンショックから10年経ったわけだが、この本のような人たちは脱出できたのだろうか。あと、ネカフェを利用する人が結構いるのが印象的だった。また、リーマンは会社が倒産すると簡単にホームレスになり得ることも実感した。つまるところ、不運が重なれば誰でもホームレスになり得るということだ。

  • たぬきごんべい

    そこそこの大学を出て名の通った会社へ勤めても、社長となって人を雇っても床屋さんやタクシーをやっていても、歯車が狂ってしまうとトコトコん落ちてしまいそこから這い上がれない。仕事への情熱を失った方へ是非ともお勧めの一冊です。★4.0

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