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ビジネス教養としての日本文化コンテンツ講座

増淵敏之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198660000
ISBN 10 : 419866000X
Format
Books
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

"なぜ海外で「日本ブーム」が沸騰しているのか。
コンテンツ戦略の第一人者が徹底分析!

 いま海外では空前の「日本ブーム」が起きている。2024年に日本を訪れた外国人は3,687万人にのぼり、過去最高を記録した。これまでのアジア圏からの観光客だけでなく、欧米人の姿も目立つようになった。SNSや動画サイトなどにも、外国人が日本を楽しむ様子が引っきりなしにアップされている。そして、彼らの多くは、アニメ、マンガ、映画、日本食、スポーツ、伝統文化、日本のおもてなしなど、広義の意味での「日本文化コンテンツ」に魅了されているのだ。
 国内では政治の混乱、GDPの低成長、倫理観欠如による犯罪の増加など課題が山積するなか、なぜ海外ではいま「日本礼賛」の声が高まっているのか。
 日本の文化コンテンツは、政府主導ではなく、長い時間をかけて民間主導で多様化を軸にする形で成長し、海外での認知を高めてきた。本書では、その日本文化コンテンツの持つパワーの根源には何があるのか、日本人論から海外戦略まで、その現状と未来を幅広く考察する。

 著者は法政大学大学院地域創造インスティテュートの増淵敏之。東芝EMI、ソニー・ミュージックエンタテインメントにおいて放送番組、音楽コンテンツの制作および新人発掘等に従事し、現在はコンテンツツーリズム学会会長などの公職も務める、コンテンツ戦略の第一人者。
 世界を魅了する「日本文化コンテンツ」の根底にあるもの、その背景と現状、未来と課題を考察した本書は、日本文化へのさらなる理解を深めるとともに、海外マーケティングやコンテンツビジネス展開を視野に入れるビジネスパーソンにとっても必携の一冊である。

【目次】
第1章 海外での日本ブーム
第2章 日本の文化コンテンツの背景にあるもの
第3章 韓国の憂鬱
第4章 日本発文化コンテンツの海外での認知
第5章 日本食の海外展開
第6章 いつの間にスポーツ強国へ
第7章 海外から「美徳」と思われる点
第8章 「失われた30年」と日本化
第9章 国内地域での文化コンテンツの生成と活用
第10章 国内の現状把握
第11章 今後の課題
第12章 結語"

【著者紹介】
増淵敏之 : 1957年、北海道札幌市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、学術博士。法政大学大学院地域創造インスティテュート教授。専門は文化地理学。NTV映像センター、AIR‐G’(FM北海道)、東芝EMI、ソニー・ミュージックエンタテインメントにおいて放送番組、音楽コンテンツの制作および新人発掘等に従事後、現職。コンテンツツーリズム学会会長、文化経済学会〈日本〉特別理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ドラマチックガス

    日本文化について学びたくていくつか本をまとめ買いした。そのなかの一つ。帯には「日本文化コンテンツの歴史と背景を〜」等とあるが、実際は現状がほとんど。少し肩透かし。ただ改めてタイトルをみたら、これ以上なくこの本の内容通りだった。僕の求めるものではなかったというだけだった。途中の日本文化論レビューは面白かった。レヴィ・ストロースが日本論を書いていたのは知らなかった。

  • スプリント

    日本文化のコンテツ講座と銘打ちながらゲームには触れていないのはなぜなんだろう。 マリオ、ゼルダ、ポケモン、フロム・ソフトウェアのゲームなど日本文化のある一面を象徴していると思うのだけど。

  • 金吾庄左ェ門

    マンガやアニメは言うに及ばず、食べ物やスポーツ選手に至るまでがクールジャパン。共通してその根底にあるのは日本人の倫理観にあるようです。それを保ち世界に発信し続けるためには、政府と電通の金と力に頼らない事だと思います。

  • 鳴杜水月

    日本の文化、言語をコンテンツとして発信している側の生き物として読みたいと思っていた。この小さな島国に住んでいたら、どうしても思考の冒険をすることが難しくなる。特にアニメや漫画、インターネット文化などのサブカルチャーが好きなので、この分野のこれからの発展、そしてポテンシャルを感じることができた気がした。 関係はないが、あとがきの「60代が人生で最大の繁忙期であった」という言葉がよかった。 人生何歳までも頑張り続けていいのだ。

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