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超訳 白隠禅の言葉 生きる喜びが湧いてくる教え

境野勝悟

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759314687
ISBN 10 : 4759314687
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

禅は、宗教ではない。この一日を、明るく元気に生きる知恵だ。しかも、おもしろい。江戸時代、坐禅を庶民に広めた白隠さんの禅。

目次 : 1章 悩みを抱えているあなたへ―いったい、「仏」とは何か?(迷う心をもつあなたこそ、仏である―衆生本来仏なり/ 水がないと氷がないように、あなた抜きに仏はいない―衆生の外に仏なし ほか)/ 2章 何を生きる拠り所にするか―人はいつしか自分が仏であることを忘れてしまった(いったい、自分の何が仏なのか―此の身即ち仏なり/ 水の中にいて、喉が渇いたと叫ぶ愚かさ―水の中に居て、渇を叫ぶ ほか)/ 3章 自分と静かに向き合う時間を持つ―難行苦行が釈迦を地獄に落とした(とても幸福なのに、「自分は不幸だ」と嘆いていませんか―長者の家の子となりて、貧里に迷う/ 「もっと上へ」と欲張ると人生はくすんでいく―六趣輪廻の因縁は己が愚痴 ほか)/ 4章 あなたはあなたのままでいい―生きる喜びが湧いてくる「坐禅」のススメ(修行して得る力 元から自分にあった力―御釈迦の代呂物/ 頭の活動だけが人生ではない―本分の家郷 ほか)/ 5章 心の手抜きをしない―人間はこのままでは、捨てられる(いつ、どこで、何をしていても、心から安らげる秘密―行も帰るも余所ならず/ 「いい・悪い」の分別にとらわれない―謡うも舞うも法の声 ほか)

【著者紹介】
境野勝悟 : 1932年、横浜生まれ。円覚寺龍隠庵会首。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。私立栄光学園で18年教鞭をとる。在職中、参禅、茶禅一味の茶道を専修するかたわら、イギリス、フランス、ドイツなど西欧諸国の教育事情を視察、わが国の教育と比較研究を重ねる。73年神奈川県大磯にこころの塾「道塾」を開設。75年、駒澤大学大学院・禅学特殊研究科博士課程修了。各地で講演会を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • akiᵕ̈

    江戸時代、良寛さんや一休さんと並んで大切にされた傑僧・白隠禅師の『坐禅和讃』を元に、人の生き方、あり方の教えが満載。生きる喜びが湧いてくる教えと謳われているように、自分は自分のままでよい、自分に足りないものは、ひとつもないというような、肩の力が抜けて楽になれる言葉が書かれている。「自他利行」や「天上天下唯我独尊」などの超訳からも、人が人らしく生きる上で意識していると良いと改めて思った。

  • 鈴雨

    禅宗に通じることが学べるかな、と手にとってみたけど哲学だった。たとえば、天然自然の理。作者はこれを説明するのになぜ人は歩けるのかという私たちにとて当たり前の行動を使っている。これは「あなたのものではない」と「自分の思うようには動かない」白隠さんは言った。あなたの命は天然自然の理である、と。 正直、なんのこっちゃ? である。足が動くのも呼吸するのも脳からそう指示され電気信号が筋肉を伝わり――というのが一般的な人の認識。理科で習ったと思う。 しかし、作者は白隠さんの言葉をこう訳す。

  • さっちゃん

    有名な『座禅和讃』を中心として他の白隠禅師の著作にも触れている。超訳で著者の思想が組み込まれているがどことなく老子の思想が混じっているように感じられる。 元教員らしくわかりやすく語りかけるような文章で読みやすい。

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