罪の声

塩田武士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062199834
ISBN 10 : 4062199831
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
409p;20

内容詳細

京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった―。

【著者紹介】
塩田武士著 : 1979年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒。新聞社勤務後、2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    話題になってから図書館に予約したので、ようやく読めました。新作ハンター失格です。塩田武士、初読です。週刊文春ミステリーベスト10 2016年【国内部門】第1位他、各賞ノミネートされるだけあり、骨太で読み応えのあるミステリでした。グリコ・森永事件をほとんど忘れてしまっているので、もう少し事件を知っていたら、より堪能出来たかも知れません。しかしこれだけ犯人の材料のある事件を警察は何故解決できないのでしょうか?闇の力が働いているのでしょうか?

  • zero1 さん

    グリコ森永事件をテーマにした力作。本書が斬新なのは、警察による捜査ではなく事件に関わってしまった元少年の視点で描かれている点。多くの読者がここで共感したはず。新聞記者が交互に描かれている点も上手い。フィクションと事実がバランスよく混在している。小説は人間をどう描くかが大切だと再認識。後半は悲しい家族の物語に震えた。関連本として「レディ・ジョーカー」(村薫)という声が多いだろうが、私は宮部みゆきの「火車」を連想した。これから読む方は急がずにページを進めてほしい。17年本屋大賞第3位。今年ベスト候補第一号!

  • nanako さん

    大作です。最初は読みづらく、なかなかページをめくる手が進みませんでしたが、中盤以降は事件の核心に迫っていく話の展開に引き込まれ、一気に読んでしまいました。グリコ森永事件を追ったドキュメンタリ―番組を私も見た記憶がありますが、本当の事件の真相も案外この小説に近いのかもしれないですね。俊也の母の行動、心情はいまひとつ理解できませんでした。

  • ウッディ さん

    グリコ・森永事件の精密な模型を舞台にして、繰り広げられた極上のフィクションでした。脅迫に使われた幼い自分の声が録音されたテープを見つけた俊也と新聞記者の阿久津は、それぞれの目的を胸に、30年前の重大事件を調べる。自分の声を使われたもう一人の加害者であり、被害者である聡一郎と対面する場面は、涙が溢れて仕方がなかった。一つの事件の裏側で、人生を大きく狂わされた罪なき人がいるのかもしれない。重厚な内容でありながら、頁をめくる手を止められない。素晴らしい一冊、今年読んだベストかもしれないと思いました

  • yoshida さん

    「グリコ森永事件」を題材にした作品。私が小学生の頃にこの事件が世間を騒がせていた。「キツネ目の男」と独特の脅迫文が頭から消えない。本作は実に読み応えがある。事件に使われた子供の声の脅迫音声。そこから運命が別れる家族と子供達。様々な思惑が絡んだ事件ではある。犯人グループの「奮い立った」という思いと発言に、そこに振り回された多くの人々、そして人生を犠牲にされた人々への傲慢さを感じずにはいられなかった。人間の持つ業と、底知れぬ悪意に引きずりこまれた。子供を巻き込んだ事件への、作者の憤りが熱を持って伝わる力作。

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