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芸術脳の科学 ブルーバックス

塚田稔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062579452
ISBN 10 : 4062579456
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
塚田稔 ,  

Content Description

創造する脳がどのようにつくられ、いかに芸術を生み出すのか?科学者であり芸術家でもある著者が、最新の脳研究から新たな境地へ挑む!

目次 : 第1章 脳と創造(ダイナミックな脳内世界/ 右脳と左脳のコミュニケーション/ ダイナミックに変化する意識と無意識の世界/ 創造の五つの手法/ 脳発達と情報創成/ 自己認識)/ 第2章 再現的世界の役者たち―特徴抽出(情報を表現する神経回路網の基本単位はニューロン/ 特徴をつくり出すニューロンたち)/ 第3章 情報創成の役者たち―学習と記憶(学習とそのルール/ 記憶の構造―アトラクタ/ コミュニケーションによる情報創成)/ 第4章 脳と絵画(絵画と視覚脳科学/ 再現的世界とリアリズム/ 再現的世界の束縛から脱却したモダンアート/ 脳内情報表現と絵画)/ 第5章 筆者の絵画と音楽とダンス(筆者の絵画と創作意思/ 脳と音楽/ 脳とダンス)

【著者紹介】
塚田稔 : 1941年、長野県に生まれる。1971年、東北大学大学院工学研究科博士課程修了。東北大学工学部助手、玉川大学工学部助教授、同大学工学部教授、同大学脳科学研究所教授を経て、玉川大学脳科学研究所客員教授、玉川大学名誉教授。工学博士、医学博士。専門は生体情報工学、記憶と学習の計算モデルと実験、脳のダイナミック情報表現。日本神経回路学会論文賞、神経情報処理国際会議功績賞、電子情報通信学会フェロー称号を授与される。絵画では日本画府洋画部専務理事、審査員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #感想歌 トップダウンボトムアップと脳機能通信記憶学習再現

  • 猫路(ねころ)

    脳科学による小難しい解説、何を対象に絵を描くかによって使う脳の部分が違うのが興味深かったです。

  • eirianda

    デザインの仕事をしていたし、今も創作は好きなので、触発されるのを期待して読み始めました。が、ニューロンの発火やらなんやら、数式が出てきてうらららら〜。脳は可塑性があるらしいので、歳とっても頑張ります。

  • マリリン

    第4章は実際の絵について書かれているので絵の好みは別にして興味深いものがあったし、第5章はなるほどと思う分部もある。この複雑な脳を休ませるには、時には心を『無』にする必要があるのではと思った。

  • テイネハイランド

    図書館本。著者は画家としても活躍されており、芸術肌のためか、専門の脳科学の紹介については、説明がわかりにくいように感じました。2014年ノーベル医学賞の対象となった研究「ラットの海馬場所ニューロンの位相を使ったコミュニケーション」や「海馬の神経回路網に作られる自己相似形アトラクタ構造」などは、もっとページ数を割いてわかりやすい解説をしてほしかったです。一方、脳科学者の観点から絵画美術を解説した第4章「脳と絵画」などは読み応えがありました。パウル・クレーの絵についての解説は蘊蓄として使えそうかもしれません。

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