Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 明智紫苑

  読了日：2015/12/24

  何だか岡崎京子氏の『リバーズ・エッジ』みたいに悲惨な話だな。

• 明智紫苑

  読了日：2024/11/07

  塚本さん、鄭の子産様と楚の子常は「子姓」じゃないよ（子産様は鄭の公族で「姫」姓です）。これじゃあ、宮城谷昌光先生のファンの方々に笑われてしまうのは当然だろうに（泣）。作風自体は宮城谷さんより塚本さんの方が消去法的に好きなのになぁ…。むしろ、戸梶圭太さんが書く中国史小説を読んでみたい。他にも中国史小説を書いてもらいたい作家さんは何人かいるんだよな。特に、冲方丁さんに晋の趙襄子の小説を書いてもらいたい。趙襄子の小説は、宮城谷さんも塚本さんも帯に短し襷に長しなんだよね。残念！

• BIN

  読了日：2015/01/30

  春秋戦国時代で1,2を争うぐらい面白い呉越戦争を描いた作品。と言っても限りなく越びいき。読むのがしんどかった。いつものことだが、変なオリジナリティを加えているせいで面白みがなくなっている。孫武にしろ、伍一族にしろひどすぎる。呉越戦争を知らない人の方がまだ楽しめるかもしれない。

• 鐵太郎

  読了日：2009/03/27

  中国春秋時代、越王・勾践、呉王・夫差、伍子胥、范蠡、孫武などの権謀術策と忍耐と闘志を生き生きと描くと共に、人間の性は勝てばみな驕慢になるという空しさを、史記の記述をふくらませて描いたこの作品、なかなか面白かった。別な作品に出てきたキャラで、人物を浮き上がらせようといろいろな訛りを付けたりして、そのくどさにちょっと引いてしまったのですが、この本ではそれが薄かったのがありがたい。

• ひろしま たろう

  読了日：2016/06/19

  春秋戦国時代の中でも好きなネタの一つだったので、読みました。 どちらかと言うと、范蠡中心の感じでした。伍子胥ファンの私としては、もう少し描いて欲しかったなあ、とか思ってしまいました。と言うか、他の本みたいに上下刊物にして欲しい！ しかし、謎が多い孫武に肉付けされていて、それも意外な形で歴史から消えていく所を表していたのは、良し悪しを別にして良かったと思います。 後、越の細かい所を知ることもでき、勉強になりました。 また范蠡の処世術は学ぶ所だと思います。

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