Books

マリ-・ルイ-ゼ 上 ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ

塚本哲也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167574055
ISBN 10 : 4167574055
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2009
Japan

Product Description

マリー・アントワネットを大叔母に持つルイーゼは、後継ぎを生めないジョゼフィーヌと離婚したナポレオンのもとに、ハプスブルク家から政略結婚のために嫁ぐことになった。ナポレオンを憎んだ彼女だったが、共に暮らし、やがて愛しく思うようになったものの、ワーテルローでの敗戦が二人を永遠の別れに導くことになる…。

Content Description

マリー・アントワネットを大叔母に持つルイーゼは、後継ぎを生めないジョゼフィーヌと離婚したナポレオンのもとに、ハプスブルク家から政略結婚のために嫁ぐことになった。ナポレオンを憎んだ彼女だったが、共に暮らし、やがて愛しく思うようになったものの、ワーテルローでの敗戦が二人を永遠の別れに導くことになる…。

目次 : 第1部 春雷(売られた花嫁/ マリー・ルイーゼに決まる/ 国歌の中の涙の別れ/ コンピエーニュの奇襲攻撃/ 品位ある皇妃に感動/ 王子誕生/ 経済不況広がる/ ドレスデンでの父娘再会/ モスクワ遠征/ 雪の中の退却/ 突然のパリ帰還)/ 第2部 夏の嵐(ナポレオン・メッテルニヒ会談/ ライプチヒの大会戦/ 暖炉の前の永遠の別れ/ 三度目の「流浪の民」/ エルバ島流刑/ 故郷ウィーンへ/ ナイペルク護衛に/ ウィーン会議/ ナポレオン、エルバ島脱出/ ワーテルローの敗戦)

【著者紹介】
塚本哲也 : 昭和4(1929)年、群馬県に生れる。東大経済学部卒。毎日新聞ウィーン支局長、プラハ支局長、ボン支局長、論説委員、防衛大学校図書館長・教授、東洋英和女学院大学学長などをへて、現在、東洋英和女学院大学名誉教授、作家。オーストリア共和国文化功労勲章、オーストリア共和国有功大栄誉銀章、毎日新聞連載「学者の森」(共同執筆)で日本新聞協会賞を受賞。著書に『ガンと戦った昭和史 塚本憲甫と医師たち』(第8回講談社ノンフィクション賞受賞)『エリザベート ハプスブルク家最後の皇女』(第24回大宅賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Nat

    ハプスブルク家について色々読んでいたら、ナポレオンの子どものローマ王について知り、その母のマリー・ルイーゼに興味をもちました。上巻では、ナポレオンとの関係について詳しく記されています。世界史を勉強したときに、ナポレオンはロシアから敗走してそのまま失脚したイメージでしたが、その時点でもし和平交渉に臨めばナポレオン王朝の継続は可能だったことを知り、驚きました。更にその後ももう一度和平交渉のチャンスがあったのに、ナポレオンは戦争に突き進んでしまいます。そもそもロシアに侵攻しなければなど、色々考えさせられました。

  • 苺***

    マリー・アントワネットは有名ですが、ナポレオンの妃になったハプスブルク家のマリー・ルイーゼは日本では知名度が低いような気がします。別の本でマリー・ルイーゼはフランスに嫁いでも大叔母マリー・アントワネットの事を一度も聞かなかったと読んだ事があり冷たい女性だと思っていたのですが、この本では気にかけている様子が伺えます。ナポレオンへの気持ちの変化も読んでいて面白かった。ナポレオンが戦争好きでなかったらフランス皇妃として幸せな人生を送ったかもしれないのに残念です。↓に続く

  • 井戸端アンジェリか

    皇妃マリー・ルイーゼよりもナポレオンの方が出番が多い。ナポレオンと言えばマリー・アントワネットをギロチン台に送った人でしょ、って興味しかなかったけど、意外と愛妻家で子煩悩と知り好感度は上がりました。それに比べて皇妃の変わり身の早さよ。戦国時代の日本なら妻子血族全て根絶やしだったんじゃないの?  王子の行く末を気に掛けながら下巻へ行きます。

  • 穀雨

    ハプスブルク家出身で、ナポレオンの2人目の妻となったマリー・ルイーゼの伝記。歴史学者による学術的な評伝とは異なり、そのときどきの情景描写や登場人物の間の会話など、フィクション的な要素を交えてつづられるので、読みやすいし興味深い。自らの父(オーストリア皇帝)と夫(ナポレオン)がヨーロッパ史上有数の戦役の総大将として相まみえるとは何ともすさまじいが、このような歴史の勢いに翻弄されるようにして生きた上流階級の女性は、この時代には少なくなかったのだろうなと思った。

  • Jun

    「ハプスブルク家では結婚に備え語学は幼少からやる。仏、伊、英、西、土、ラテン語や数学、歴史、地理、絵画、音楽をやった」1805トラファルガー負→翌年ベルリン勅令で英製品輸入禁→禁製品ばかり=大陸封鎖は失敗 1812年5月露遠征に42万兵投入→寒さで2週間で12万死、脱走。最終的に露と同じ13万兵へ、ポーランドに帰った時には5千に「ナポレオンはフォンテーヌブロー条約でエルバ行きが決まった後毒で自殺を図ったが効力が減っていた。『そうか、神はまだお許し下さらないのだな』」

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items