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帝政期ローマの法学者 ケルススの分析を中心に 早稲田大学エウプラクシス叢書

塚原義央

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784657248039
ISBN 10 : 4657248030
Format
Books
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

古代ローマ時代、法学者は法の重要な担い手だった。「法の民族」として精緻な法制度を作り上げ、近代法の形成にも多大な影響を与えた。本書では、ローマ法学が最も隆盛を迎えた帝政期において、その時代を代表する法学者の一人であるケルススに焦点をあてる。ケルススは「法は善および衡平の術である」をはじめとする法格言を残し、ローマ皇帝の顧問会メンバーとして施策を支えた。それらの法格言を多角的に分析し、ケルススと同時代の法学者であるユリアヌスの法学と比較し、帝政期ローマの法学者像を導き出す。法文を読み解くことで古代ローマ社会の実態にふれられる法制史。

【著者紹介】
塚原義央 : 1982年生まれ。東北学院大学法学部講師。2018年、博士(法学)早稲田大学。専門はローマ法、西洋法制史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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