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反逆する美学 アヴァンギャルド芸術論

塚原史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846007300
ISBN 10 : 4846007308
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

20世紀に起こったアヴァンギャルド運動を未来派、ダダ、シュールレアリズムから、現代におけるアヴァンギャルド芸術である岡本太郎、荒川修作、松澤宥、寺山修司まで、ラディカルな思想で描き切る力作評論集。

【著者紹介】
塚原史 : 1949年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、京都大学大学院文学研究科修士課程(フランス文学専攻)修了、パリ第3大学博士課程(トリスタン・ツァラ研究専攻)中退。現在、早稲田大学法学部教授。トリスタン・ツァラ文化文学協会(ルーマニア)名誉会員。専攻は表象文化論(アヴァンギャルド、ダダ・シュルレアリスム研究)、現代思想(ボードリヤール研究)。思考実験としての芸術と思想の結びつきから現代文化の新たな可能性を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mark.jr

    アバンギャルド・前衛と一括りに言っても、ダダイズムやシュールレアリスム、はたまたポップアートなど様々な種類・ムーブメントが存在していました。本書はそういった前衛芸術を、「反芸術」というキーワードで捉え直しています。主となるのは美術ですが、シュールレアリスムの詩や、モダニズム建築なども扱われています。ただ、美術・芸術の用語・人名の知識がないと、分からない部分もあると思います。しかし、そういった芸術のアンチテーゼとして始まった表現も、あっという間に歴史になってしまうのだなあと思ってしまいました。

  •  

    なかなか良い本。所謂、「前衛芸術」(ダダ、シュールレアリズムなど)の歴史と発展や、現代におけるその芸術運動の意義を確認させてくれる本。しかし、西欧のアヴァンギャルドが近代性の極限としての「切断」であったのに対して、元々、日本の場合はちゃんと近代を通過させないで表層的な部分をかすめ取っていただけなので、アヴァンギャルドでオラついていた連中も時勢に簡単に屈服(=転向)していったことは、今でも他人事ではないように思う。もちろん、グローバルな芸術運動になり得たことは、評価すべきではあるけど。

  • Sebastianus

    これは良書。

  • ナポレオン井上

    前半が面白い。

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