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「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

塔山郁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299044631
ISBN 10 : 4299044630
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
塔山郁 ,  

Content Description

新宿で50年以上続く「漢方薬局てんぐさ堂」には、今日も様々な悩みを抱えた患者がやってくる。薬剤師が患者に不可解な忠告をした理由とは?元教師が木の実を恐がるのはなぜ?新型コロナウイルスにより味覚をなくしたグルメリポーターを襲った悲劇とは?毒草を探す会社員の目的は?薬剤師試験に3回落ちたてんぐさ堂の新米店主と漢方医学のプロが、患者が抱える不調と謎を解き明かす!

【著者紹介】
塔山郁 : 1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    薬剤師、毒島花織シリーズに出てきた漢方医学のプロ宇月さんが主役のスピンオフ?新シリーズ?「漢方薬局てんぐさ堂」が舞台の4編の短編集。来店するお客さんの不調や謎を解き明かすと共に漢方の豆知識も知れる内容。

  • ひさか

    2023年7月宝島社文庫刊。漢方薬入門、夏梅の実る頃、ノーテイスト・ノーライフ、長男の務め、の4つの連作短編。宇月さんが主人公かと思ったが、どうも新米店主の奈津美さんがそうなのかも。いずれのお話も、少し謎が残ったままにして、別の話での謎解きや、または、謎のままにしたりという展開が楽しい。

  • kk

    毒島さんシリーズの新刊だと思って手を出したら、宇月氏を主人公に据えたスピンオフ。勘違いで手にした一冊ではありますが、これはこれ、漢方薬のいろんな蘊蓄が聞けて楽しかったです。内容的には、コロナ後遺症で味覚を無くした女性タレントのお話に感心。グループ解散後の厳しい現実の下、グルメレポでの生き残りを図っていた中での味覚の喪失。悩みと不安に苛まれる彼女は、「てんぐさ堂」との出会いを通じて今まで見えなかった大切なものに気付き、自分の居場所と立ち位置を見つめ直します。何か良いですね。

  • Ikutan

    『薬剤師·毒島花織の名推理シリーズ』に登場した漢方薬局の薬剤師·宇月が謎を解き明かす『漢方薬局てんぐさ堂』を舞台にした四つのお話。前シリーズと同様、サクサク読めて謎解きを楽しみつつ、漢方の知識も身に付いちゃう一冊。宇月さんの謎解きも興味深いけれど、薬剤師国家試験に3回落ちたという『てんぐさ堂』の店長の奈津美のキャラも際立っていますね。新しいシリーズになるのかな。最近、また見直されてきた漢方薬。こういう形で多くの人に広まっていくといいですね。

  • fuku3

    2023.8.16読了。毒島花織シリーズのスピンオフ!漢方薬局てんぐさ堂に集う様々なお客さんが持ち込む悩みや厄介事を漢方薬専門の薬剤師が親身なって解決する4篇の連作短篇@薬剤師の宇月はお客様に警察の職務質問に気を付けてと声を掛けた!なぜ⁉︎A元教員の京子はドングリにトラウマが!それは子供の頃⁉︎教員の新人時代⁉︎B元アイドルのユリアはコロナの後遺症で味覚障害に!食リポで味がしない!C定年間近の川島は悩んでいた!父親の介護!兄弟間の確執!長男としての務めとは!宇月に悩みを打ち明ける!漢方薬学なかなか面白い!

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