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三人の二代目 下

堺屋太一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062168908
ISBN 10 : 4062168901
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan

Content Description

信長没後、秀吉が天下をとった。五大老となった、上杉景勝、毛利輝元、宇喜多秀家3人の目的は、専横を極める家康阻止で一致。故に関ケ原は家康vsその他の戦となっていく。3つの物語が同時進行する新・歴史小説。

【著者紹介】
堺屋太一 : 1935年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省(現・経済産業省)入省。通産省時代に日本万国博覧会を企画、開催にこぎつける。その後、沖縄観光開発やサンシャイン計画を推進。78年、同省を退官、執筆・講演活動に入る。98年7月から2000年12月まで小渕内閣、森内閣において経済企画庁長官をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 藤枝梅安

    歴史小説というより、経済の解説書でした。テーマは「危機管理」ですね。「豊臣秀吉の『金賦り』は、中央集権を強化する補助金行政の遠い祖先」、「何の結論も出ない『小田原評定』、今の官庁用語でいえば『情報収集と情報分析』である。」など、辛口のコメントが続き、「関ヶ原」前後を経済の視点で分析している。景勝、秀家の晩年を語り、萩に移封された毛利家(長州藩)が250年後に討幕の主役となったくだりで結ばれている。

  • hideo

    三人の二代目というよりは、お福と仙桃院の物語ですね。2人がいなくなるとつまらない物語になってしまいました。

  • こすとがいん

    関ヶ原から大坂の陣までの話をじっくりと書いて欲しかったが、お家再建の地味な苦労話なので書きづらいからなのか、反徳川から一転大坂攻撃となり、なんともカッコがつかないから?なのか、日本の及びその家その家の将来を決める大事な15年間だと思う。

  • koba

    ★★★☆☆

  • らいおねる

    下巻は関ケ原の戦いまでが主でその後の余生をちょっとある感じ。上杉景勝、毛利輝元、宇喜多秀家の3人視点だからこそバランスもあってそれぞれのお家事情も書いてるので上下巻では収まらないくらいもっと書いてほしかった感じ。1人1冊にしないで比較や類似点に着目した感じかもしれません。ちょっとあっさりしてる感じがあるけどこういう区切り方もありかもしれませんね。

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