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政府は必ず嘘をつく 角川ssc新書 アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること

堤未果

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047315709
ISBN 10 : 4047315702
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

3・11の大震災以降、原発事故・放射能対策からTPPまで、政府や東電、大手マスコミの情報は隠ぺいされ、偏った報道が蔓延るなど、国民には真実が知らされていない。アメリカでは9・11の同時多発テロ以降、大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義「ショック・ドクトリン」によって、貧困格差が拡大し続けている。「情報が操作され、市場化の名の下に国民が虐げられているアメリカの惨状を見るにつれ、このままでは日本が二の舞になる」と警告。今こそ、自らが考え、行動し、真実を見抜く目を持つことの意義を問いかける。

目次 : 第1章 「政府や権力は嘘をつくものです」(「ただちに健康に影響はない」には気をつけろ―9・11作業員の警告/ 「情報隠ぺい」が作ってきた世界の原発の歴史/ 御用学者の作り方 ほか)/ 第2章 「違和感」という直感を見逃すな(「民主党と共和党、どっちが貧困を悪化させますか?」/ 「民主化革命」という名の新しい侵略/ 報道されなかったもうひとつのリビア ほか)/ 第3章 真実の情報にたどりつく方法(市場化を導入するための国民“洗脳”ステップ/ 腑に落ちないニュースは、資本のピラミッドを見る/ ニュースに登場する国際機関の裏をチェック! ほか)

【著者紹介】
堤未果 : ジャーナリスト。東京都生まれ。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連婦人開発基金(UNIFEM)、アムネスティ・インターナショナル・NY支局員を経て、米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇。以後、ジャーナリストとして各種メディアで発言、取材・執筆・講演活動を精力的に続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    2001年アメリカでの9.11。そして2012年の3.11の日本。いずれも、それ以降、圧倒的なまでの言論統制と虚偽の政府発表、そしてマスコミの自己崩壊を我々は目にしなければならなかった。その構造は今に至るも全く変わらないどころか、さらなる状況の悪化を招いている。しかも、世界中のいたるところを巻き込んでいきつつある。「利益と効率至上主義」を極限にまで推し進めようとする1%の人たちによってである。教育も医療も奪われたアメリカの人たちの轍を日本も自ら踏もうとしている。この暗澹たる未来にどう立ち向かいうるのか。

  • megumiahuru

    「社会主義」と「資本主義」という二人の番長が睨み合っていた時代は、まだどちらにもそれなりに控えめなところがあった。でも、番長「社会主義」が退場した今、番長「資本主義」のやりたい放題! 「グローバリズム」と「コーポラティズム」−9.11後のイラク戦争、3.11、アラブの春、TPP−全ての影に「資本」あり。キャピタルという神に従順な1%の選ばれたしもべが支配する世界。もはや、ジョージ・オーウェルのSFじみた話だけれど、堤さんのような方の新書が読めることがかすかな希望です。嘘を見破る目を持ちたいですね。

  • みゃーこ

    政府と企業との癒着(コーポラティズム)によるファシズムの存在を見えなくさせるいくつかの華麗な罠を検証しながら違う角度で物事を見る目線。勉強になった。メディアさえ1%の資本家に情報統制されていることを考えると情報を常に疑い、自分の意見というものなんてもともとなかったんじゃないかな〜と、読み進めていくうちに自分をも疑うようになってくる。そういう感覚が止揚されて初めて一つの問題を純粋に議論できるリテラシーをのかもしれない。国家が大きすぎても小さすぎても疑わしい。その主義って一体誰にとって利益になるか?だ。

  • よこしま

    国民には何が真実なのか見極める力が必要です。

  • かず

    ★★★★Audible。再読。どんな事柄でも、様々な立場、複数の視点から情報を得る努力をして、無自覚の偏見に陥ってしまわないように。

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