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父の恋人、母の喉仏 40年前に別れたふたりを見送って

堀香織

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334106003
ISBN 10 : 4334106005
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
堀香織 ,  

Content Description

歌舞伎町で働き3人の子どもを育て上げた母、77歳でひとり身となったバツ3の父、そしてフリーライター・編集者として活動する独身の「私」。父と母は、私が小学校4年生の時に離婚。母はホステスとして働き、私たちを育ててくれた。それはつつましいけれど、幸せな生活だった。そしてアラフィフとなった私は、離婚した両親を看取ることになる。ちょっと変わった母と父を見送ることで見えてきた、本当の幸せとは――。

【著者紹介】
堀香織 : 文筆家/店主。雑誌『SWITCH』の編集者を経てフリーに。『Forbes JAPAN』「Yahoo!ニュース特集」ほか、各媒体でインタビュー記事を中心に執筆中。石川県金沢市で生まれ、東京で育ち、7年の鎌倉住まいを経て、2022年より京都に移住。2024年6月、京都・仁王門通に「日本酒サロン 粋」を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • どんぐり

    父親は金沢で3度結婚し離婚した人たらし。母親は歌舞伎町でホステスをしながら子ども3人をひとりで育てる。本書はその長女が書いた初の自伝的家族エッセイ。現在、京都で日本酒サロンを主宰する著者は、『SWITCH(スイッチ)』の元編集者でライター。金沢での家族のはじまりから、両親の離婚があり、二人の最期を看取ることになる家族の歴史。家族のつながりと親子の絆から逃げ出せないのが子どもだ。家族の記憶をたどり、父親と母親の絡まる糸をほどきながら思い出を綴る。→

  • ayaxx

    最高の一冊でした。 自分の家族のことを俯瞰しながらも、自分の感情にも素直に向き合い、正直な言葉で書くことはなかなかできないと思う。 親が高齢になってきたな、という仲間達に読んでほしいエッセイというか家族譚。親には親の人生があり、子どもには子どもの人生がある。血は繋がっていても別の人間。

  • しゅんぺい(笑)

    これは、2025年のベストになるかもしれへん。両親の関係ではいろいろ波乱万丈あったと思うねんけど、それにも関わらずいい意味ですごく静かな本で、悲しさとか喜びがそこまで大きくは出てこないところがいい。なんでこんな書き方ができるんやろうとびっくりした。とりあえずエッセイとして読んでんけど、個人的にはエッセイの理想形。こういう文章を書きたいと思った。

  • かみー

    プレジデント250530

  • メリサ

    実家の売却が決まり、今日は中身を空っぽにする作業に1人立ち会う日。家からざんざんと、ものが運び出される音だけを聞き、本でも読むしかないようなそんな日に、たまたま手元にあったのがこの本だなんて、なんたる巡り合わせ。実家に残る、思いはあっても救ってやれなかったものを、今日はあえて乾いた気持ちで見送るんだろうなと思っていた。そんなカサッとした心に、救いと潤いを与えて、この家とのお別れにきちんと向き合わせてくれた最高の1冊に感謝。そして、何かしらを思ってこの家1杯分の品々を残してくれていたすべての人の心に感謝。

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