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殿の幽便配達 幻想郵便局短篇集 講談社文庫

堀川アサコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065344750
ISBN 10 : 4065344751
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

累計50万部!
あの世とこの世は、本当はつながっている――。
人々の“思い” を優しくつなぐ、幻想シリーズ。
<文庫書下ろし>






【著者紹介】
堀川アサコ : 1964年、青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Karl Heintz Schneider

    あの世とこの世の橋渡しを担う登天郵便局には死者が残した手紙や生者の届けられない手紙が舞い込む。郵便配達人の登天と殿のふたりでそんなワケアリの手紙をあちこちに届ける姿を描いた短編集。手紙を書いた者も届け先の者も手紙自体も怪しいが何よりも届け人のふたりが千年以上生きている設定で誰よりも怪しいというゴリゴリのファンタジー。堀川アサコさんはこれが5冊目。他の4冊がお仕事系リアル小説だっただけに本書の設定には戸惑った。でも、著者はこの幻想シリーズも多く書いており、こちらがメインのようだが私はリアル系の方が好きだな。

  • くろねこ

    今回は転生を繰り返す"殿"とおなじみ登天さんが主役。2人で色々な人へ色々な手紙を届けに奮闘する。大好きな幻想シリーズの連作短編だけど、やっぱり長編の方が好きかな。

  • NAOAMI

    あの世とこの世の橋渡しを担う登天郵便局に現れた「殿」と登天さん、真夏の配達珍道中ってところ。藤原兼輔、元堤中納言は前世の記憶を保ちつつ転生を繰り返し今の世を生きている設定。自分が蚊だった頃、犬だった頃、ウイルスだったとか回想できるってなかなか楽しいことじゃないか。何度も転生すると予め解っていればこそだが。彼らが出会う身勝手で案外適当な人々との関わりもいちいち装束・身なりに驚いたり受け入れてたり、短編故トントン進むテンポもまた楽し。『堤中納言物語』をなぞったとか明かされてもピンとこないが、肩の力抜ける読書。

  • ナカヤマfq

    幻想シリーズの短編集。実は歴史上に名を連ねる人が長く生きていたり転生したりしている登天さんと殿が、鼎では炊きあげられなかった手紙や現実のものではない手紙を配って歩く。私が古典あたりにはとても疎いので…恥ずかしながら『堤中納言物語』を知らず…あとでこっそり調べてなるほどそういうことなのか、と。読んでいるうちはよくわからないというかしっくりこないものもあったけど、それならと納得…といいたいところだけど、これで終わり?その後は?と思うものや、やっぱり何だったのかよくわからない…というものがあり…少し消化不良…。

  • 読書好き・本屋好き堂

    シリーズ第11弾で短編集。 あの世とこの世の境目にある登天郵便局。 幽便配達の登天さんは、郵便局を訪ねてきた「殿」と共に配達に出かける。 不思議な物語に思わず🤭フフフ そして「殿」の正体とは…?! 次は、どんな物語か楽しみ✨

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