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幻想寝台車 講談社文庫

堀川アサコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065142479
ISBN 10 : 4065142474
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

恋人が出ていった部屋で自殺を図った多聞は、気がつくと死神たちの村にいた。だが死神は多聞は実は死んでいないという。現世に戻るため「寝台特急ひとだま」に乗りある人を捜すよう言われるが…。一方、多聞の「死」の真相には、兄が関わっていた。二人きりで生きてきた兄と弟の、感動物語。

【著者紹介】
堀川アサコ : 1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • シナモン

    幻想シリーズ第7弾。恋人に出ていかれ自殺を図った主人公多聞は気がつくと死神の村にいた。しかし、多聞は死んではいなかった。現世に戻るべくあの世とこの世を結ぶ「寝台特急ひとだま」に乗り込むが…。死神の村に自販機があったり、担当死神がマンツーマンでサポートとか、妖しい物語なのに妙に俗っぽい世界観は相変わらずだった。でもこれが好きなんだな。お馴染みのアズサちゃんや青木さんの登場も嬉しかった。というか、もっと絡んでほしいくらい。柳田國男や井上円了の登場にはびっくりでした。

  • ばう

    ★★★ 去っていった恋人を呼び戻す為に狂言自殺を企てた多聞。本当に死ぬつもりは無かったのに気がつくと死神の村に。しかも死神達の話によれば彼は本当は死ぬ筈では無かったと言う。どうしてそんな事になってしまったのか真相を明らかにする為に多聞は寝台特急ひとだまに乗り現世へ戻り歴代随一の凄腕死神、ジョカを探すが…。事実を捻じ曲げてしまった犯人、多聞と兄の関係など様々なエピソードは一気にクライマックスへ。登天郵便局の青木さん、探し物が特技のあずささんも登場していたので嬉しかったです。

  • dr2006

    主人公の多門は失恋を悔やみODで自殺未遂に…。で(死んでないのに)気が付いたら何故か霊体になった死者が行きつくはずの「蘇利古村」に辿り着いていた。現世とあの世の狭間にメタモルフォーゼ?その蘇利古村は死神たちが人の姿をして暮らしており、勿論現世から死者を連れてくる死神としての生業も施している。これは想像力を総動員して読まないきゃと身構えるも、シリーズでお馴染みの人物や場所も登場して、幻想シリーズの世界観を楽しむことができた⤴文庫書き下ろしのこのシリーズ、そろそろアニメ化されないかなぁ?ぜひ映像で観てみたい。

  • yamatoshiuruhashi

    「しんだいしゃよべ」と言う壁の落書き。これがどう繋がるのか、どうも伏線の回収というにはちと面白くないが、そこを気にしなければ荒唐無稽な不思議話に民俗、推理が絡む格好の楽な読み物だった。井上円了と柳田國男が同時に出てくるなんて素敵な着想。どうせならもう少し彼らに活躍してもらいたかったくらいだ。死神にも彼らの世界と村があり、バスや寝台車で担当した死者を村に連れて来てからあの世へ送り出す。現世的なビジネス感で描かれる死後の世界の入り口と現世の関連を読んでいると落語「地獄八景」をまた聴きたくなった。

  • Koji Eguchi

    初アサコ。あの世と現世を行き来するファンタジーだが、物語にすっと入れず私には合わなかった★☆☆。登場人物もあまりしっくり来る人がいず、ダラダラとストーリーが進んでいく感じ。シリーズ物のようで順に読んでいけば良さが分かったのかもしれないが。

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