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布のいのち 人の心、くらし伝えて

堀切辰一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784915143229
ISBN 10 : 4915143228
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2004
Japan

Content Description

古い布には「心」がある。その思いを伝え続ける著者の処女作が14年ぶりに登場。布と向き合う熱い姿勢が読者の胸を震わせたロングセラーに、2編新しく項を加えて贈る待望の新版。

【著者紹介】
堀切辰一 : 1925年鹿児島県に生まれる。庶民時代裂(じだいぎれ)研究会主宰。北九州市立自然史・歴史博物館に「堀切コレクション」として着物や野良着など約2500点が収蔵されている。(財)日本博物館協会より平成13年度博物館協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふう

    古い野良着や普段着のもつ歴史、それを身につけていた人々の暮らしや思いについて書かれた本です。布に関心を持つようになったきっかけは、戦時中満州へ行く著者のために母が仕立て直した久留米絣の布団。その布団に顔をうずめて泣きながら、古い布には心があると知ったからだと。農村で見つけた82枚の当て布で繕った腰巻をはじめ、食料と同じように布が手に入らないほど貧しい暮らしをしていた人々が、数十年前までこの国にいたことを改めて思い知らされました。布にはたくさんの汗と涙、生きることの困難さとほんの僅かな喜びがしみこんでいます

  • もえともママ

    昔 貧しい人びとの 暮らしの中で共に生活をしてきた「布」たちから 当時の人びとの 生活や心を紐解いていく。特に 苦しく辛い毎日から命がけで 助けてくれた亡き夫の はんてんを大切に生きてきた老女の話は切なくて涙が出た。心に残る一冊だった。

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