基本情報

内容詳細
1970年、日中の国交が断絶していた時代に、自力で帰国する―4歳に満たぬうち満州で日本の両親と生き別れ、「孫玉福」として貧しくも養母に愛情をもって育てられた著者だったが、大学受験を前に生活は激変。歴史に翻弄されながらもうひとつの「戦後」をたくましく生き抜いたひとりの男が記す凄絶な運命の物語。
目次 : 第1章 悲運の中で/ 第2章 南屯と北站の思い出/ 第3章 海林中学の三年間/ 第4章 激動の高校時代/ 第5章 岐路からの再出発/ 第6章 彷徨える日々/ 第7章 自分の決めた道を行く/ 第8章 祖国日本を目指して/ 第9章 帰心矢の如し/ 第10章 第二の人生を生きる
【著者紹介】
城戸幹 : 1941年、旧満州東北部の三江省富錦に生まれる。1945年8月、終戦の混乱により両親と生き別れ、牡丹江市の北に位置する頭道河子村で中国人夫婦の養子となる。以降、戦後混乱期の中国を「孫玉福(スンユイフー)」として生きる。1959年、日本の実の両親を探し始め、日本赤十字社等への手紙の投函を開始。1962年に公安局から戸籍の選択を迫られ、中国籍から日本籍に改める。文化大革命の中を日本人として生き抜き、ついに1970年に日本の両親と再会を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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hatasatohito さん
読了日:2015/07/23
Ryo Sogawa さん
読了日:2023/03/18
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人物・団体紹介
城戸幹
1941年、旧満州東北部の三江省富錦に生まれる。1945年8月、終戦の混乱により両親と生き別れ、牡丹江市の北に位置する頭道河子村で中国人夫婦の養子となる。以降、戦後混乱期の中国を「孫玉福(スンユイフー)」として生きる。1959年、日本の実の両親を探し始め、日本赤十字社等への手紙の投函を開始。1962
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