高宮麻綾の引継書

城戸川りょう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163919515
ISBN 10 : 4163919511
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

\こんな会社辞めてやる! そう思ったことがある人、全員集合!/

精魂込めて作り上げた新規事業が、親会社に潰された。理由はリスク回避。

「なんであんたたちの意味わかんない論理で、あたしのアイデアが潰されなきゃなんないのよ!」

怒りを爆発させた三年目の社員・高宮麻綾は、社内外を駆けずり回り、リスク≠フ調査に乗り出す。

私は私の仕事をモノにしてみせる――
だってそういうたまらない瞬間のために生きているんだもの。

忖度、義理、出世‥‥それって昭和の話? いえいえ、いつの時代も会社はややこしくって面白い!

今日の味方は明日の敵――めくるめく令和のサラリーマン小説が爆誕。

★松本清張賞選考会で話題沸騰★

完成度が高いエンターテインメント作品。構成の密度、キャラクター設定ともによく練られていて、著者はエンタメの世界で即戦力の持ち主だと感じた。――辻村深月(作家・松本清張賞選考委員)

勢いに引っ張り込まれた。 非常に良くできた作品で、私などは見事に感情をコントロールされたクチである。私はこの作品を一推しした。――森絵都(作家・松本清張賞選考委員)

★各界から絶賛の声★

仕事が好きな人、仕事の理不尽を知る人にとって間違いなく、心にぶっ刺さる物語。――瀧井朝世(ライター)

仕事ってむかつくけど面白いよな!! !そんな感情を思い出させてくれた痛快・最高・天才の仕事小説です!全員読んでくれ!――三宅香帆(文芸評論家)

引き継がれるのは事業への想い。読むと仕事のやる気が湧いてくる。エナジードリンクみたいなお仕事小説です。――新川帆立(作家)

ただ面白いから仕事を続けてきた。それでも良かったんだと胸を張れました。――安島隆(ディレクター)

会社が憎い。だから今日も働く。会社員の屈折した魂の輝きの全て。――メン獄(『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』)



【著者紹介】
城戸川りょう : 1992年山形県生まれ。山形県立山形東高校卒業。東京大学経済学部卒業。商社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ねりわさび さん

    新機軸のビジネスアイディアを企画していくOL麻綾を主人公に展開されるプチミステリー小説。文章構成は少々固めなのですが、読者を惹き付けるセリフ回しやオープニングの状況描写には著者の才覚を感じます。某賞の受賞候補作品に選出されたそうで小説としてのバリューも高いのではないでしょうか。お手隙なら一読してみるのも良いと思います。

  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    (2025-82)【図書館本-63】親会社主催のビジコンで優勝したのに、リスク回避という理由でPJが白紙撤回。簡単に潰すんじゃないと奮闘する高宮麻綾。なんと言っても麻綾のキャラが良いね。新規事業や新製品の立ち上げを経験した人ならば、わかるなぁという場面が多いのでは?「事業が死ぬのは、誰もその事業のことを気にかけなくなった時」という言葉はその通りだと思う。個人的にはめちゃ刺さりました。これがデビュー作?粗削りでツコッミ所もあるけれど、ビジネスエンタメとして面白かったです。期待を込めて五つ星です!★★★★★

  • 美紀ちゃん さん

    思いついた案を実現する行動力。 大切。 正直言って、麻綾は、激昂しすぎる。感情が表に出過ぎ。 怒りは出さずに説得することが重要だと思う。 どうなるのか? 大暴れだった。表紙によく現れている。 カンコーの爆発は事故ではない。志村さんは、会社とFBに殺された。というメモを発見。 FBの正体がわかった。 事件だった。 そして、ずっと名前だけ出てきた恩賀さん登場。なるほど、そうつながっていたとは! 爽やかな終わり方。 麻綾は、よく頑張った! さあ!声出していけよ!

  • hirokun さん

    ★4 帯にビジネス×痛快ミステリーとあるが当にその通りの作品だった。ビジネス小説としても十分に面白かったし、作中に出てくる仕事を通じて人として成長していく姿は、今の時代には少し適合していないのかもしれないが、私の様な昭和に新入社員として訓練を受けた身としてはしっくりくるものだった。いつの時代においても、集中して仕事に取り組むことは大事なことだと思うのだが?

  • みかん🍊 さん

    必死に作り上げた自信満々の企画書がビジコンで優勝し意気揚々と親会社で企画を進めるはずがリスク回避のため潰された、怒りに燃える麻綾は何とか企画を通すために動く、気が強く自信満々猪突猛進の彼女だったが思わぬ裏切りや敵味方の見極めが難しくなり過去の出来事の真相を探るミステリ要素もありお仕事小説でもあり面白がったが同僚が麻綾みたいな女性だと大変だろうな、思わぬ人から助けられたり自分の力だけでなく周りに救われている事に気づいて成長して行く姿は爽快だった。

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城戸川りょう

1992年山形県生まれ。山形県立山形東高校卒業。東京大学経済学部卒業。商社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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