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猛牛と呼ばれた男 「東声会」町井久之の戦後史

城内康伸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103137313
ISBN 10 : 4103137312
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan

Content Description

復興著しい東京で1500人の構成員を束ね、六本木の夜を牛耳った鄭建永=日本名・町井久之。日韓を股に掛け、フィクサーと畏れられた在日韓国人の峻烈な生涯を、自筆の日記や妻の証言などをもとに活写する。

【著者紹介】
城内康伸 : 1962年、京都市生まれ。早稲田大学法学部卒。87年、中日新聞入社。東京新聞(中日新聞東京本社)社会部で警視庁捜査二課を担当、サブキャップなどを務める。93〜96年、2000〜03年、ソウル特派員、同支局長。その後、社会部デスクを経て、2008年春まで北京特派員。現在、外報部次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kawa

    60年代、右翼政治団体を標榜しつつ暴力団認定されていた「東声会」を率いた在日韓国人・町井久之こと鄭 建永〈チョン・ゴンヨン)氏の評伝。戦後の日韓の大物政治家や思想家がぞくぞく登場で、当時の日本と半島の政治史として貴重かつ興味深い内容。町井氏が力道山の盟友でもあり彼の死の周辺事情や、張本勲選手の巨人移籍に重要な役割を果たしていたこともテイクノートだが、読み手との距離感がありすぎで、直前読了の無名在日韓国人作家・尹紫遠(ユン・ジャウォン)氏の「密航のち洗濯 ときどき作家」ほどの共感度は高まらなかった。

  • gtn

    痛快といえば語弊があるが、痛快な人物である。しかし晩節は無念だったか。町井が信仰する宗教も意外。その会員らによる町井の人物評があれば、なお良かった。

  • おたきたお

    著作の中の町井氏は、昭和の一時代を駆け抜けた人だと思いました。リアルには知らないので、著作だけの印象ですが。関西在住の私が所用で東京へ行った折、池上本門寺に寄りました。本著に町井氏の墓が池上本門寺にある、と記されていたからです。いたるところに「力道山のお墓はこちらです」の案内がありますが、私の予想とは外れ、町井氏の墓は力道山の墓とは離れていました(50mほどですが)。町井氏の墓は、「先生」と崇めていた児玉誉士夫氏の墓の隣にありました。立派な門のある墓でした。著作の内容を思い浮かべ、墓前で手を合わせました。

  • SU

    東声会町井久之さんの評伝。戦後史としても読める。表紙の写真が大山倍達さんに似ています。

  • 弦舞院 律枢

    読破

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