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ある魔女が死ぬまで -終わりの言葉と始まりの涙-電撃の新文芸

坂 (小説家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049140545
ISBN 10 : 4049140543
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「お前、あと一年で死ぬよ、呪いのせいでね」「は?」十七歳の誕生日。見習い魔女のメグは、師である永年の魔女ファウストから余命宣告を受ける。呪いを解く方法は、人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。メグは涙を集めるため、閉じていた自分の世界を広げ、たくさんの人と関わっていく。出会い、別れ、友情、愛情―そして、涙。たくさんの想いを受け取り約束を誓ったその先で、メグは魔女として大切なことを学び、そして師が自分に授けようとするものに気づいていく。「私、全然お師匠様に恩返しできてない。だから、まだ―」明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟が送るひととせの物語。電撃の新文芸2周年記念コンテスト熱い師弟関係部門大賞作品。

【著者紹介】
坂 : 京都出身。小説サークル「パスタなら作れます」に所属。内勤。『ある魔女が死ぬまで―終わりの言葉と始まりの涙』で電撃の新文芸2周年記念コンテスト熱い師弟関係部門大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オセロ

    【KU】これは良かったですね。 過酷な運命を背負った身でありながらポジティブお化けのメグと魅力的な登場人物達とのボケとツッコミをはじめとした掛け合いはテンポが良くてクセになりそう。それでいて“嬉し涙”を軸としたストーリーはバリエーションが豊富で、特に異界祭と呼ばれる祭りで再会を約束した男女の話は印象でしたね。続きも楽しみです!

  • よっち

    十七歳の誕生日。師匠から呪いで一年の余命宣告を受けた見習い魔女メグ。呪いを解く方法は人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。メグは閉じていた自分の世界を広げたくさんの人と関わっていくファンタジー。親友フィーネの大切な時計、死神に魅入られてしまったおばあちゃん、英知の魔女や祝福の魔女との出会い、そして嬉し涙を集めようとするあまりに忘れかけていた大切なこと。時に迷うことがあってもポジティブでつい人のために頑張ってしまう、周囲の人たちに認められ愛されているメグの優しい物語をまた読みたいと思いました。

  • 和尚

    うわぁー好きだ! 1話目でこういう物語なんだなとわかるお話、そしてそれがとても好きでした。ええ話や、ええ子や。 題材が題材のはずなのに、会話のテンポに、センスあるボケ、ツッコミの切れ味、好ましいキャラにと、ついクスッとしてしまい、それでいてうるっともしてしまう。天才か。 エピローグの内容に、終わりに思いを馳せながら、完結まで楽しみたいと思います。

  • ひぬ

    【読み放題】あと一年で死ぬと余命宣告された見習い魔女・メグが人のうれし涙を集めてその運命に抗おうとする物語。メグのおっさん臭い言動がかなり気になりましたが、それを抜きに考えると、ちょっと童話チックなとても優しい物語でした。師弟としての関係、街との関わり、そして自分の過ちにしっかりと気付く展開はとても良かったです。最後は思いっきり「続く」な展開ですが、果たして続刊は出るのかな。

  • ぐっち

    「お前、あと1年で死ぬよ」と師匠から告げられた見習い魔女・メグ。うれし涙を1000粒集めると死から逃れられるというが…。いきなり付喪神が死んだり、異界から獣人がやってきたりと何がアリな世界観なのかつかみずらいが、うれし涙のエピソードが優しすぎる。100粒にしておけばよかったんじゃないかと思うほど収集が進まないけど、まあそういうお話なんだろうなー。続巻出るかな?

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