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日本の寄付を科学する 利他のアカデミア入門

坂本治也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750356648
ISBN 10 : 4750356646
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いま、寄付研究の扉を開く。世界的にみても寄付行動や見知らぬ人への人助け、ボランティア活動が低調とされる国・日本。日本寄付財団「寄付研究センター」を拠点として進めてきた学術研究の知見から、利他にまつわる19の疑問と謎を解き明かす。

目次 : 第1部 日本人の寄付の現状(日本人はどれくらい寄付をしているのか?/ 日本人はなぜ寄付をしないのか?/ 日本人はなぜ寄付やボランティアを冷笑するのか?/ 日本人の社会貢献意識は低いのか?)/ 第2部 寄付の効果的な集め方(NPOはどのように寄付を集めているのか?/ どうすれば共感ベースの寄付を増やすことができるのか?/ ギビングサークルとは何か?/ ソーシャルマーケティングとは何か?/ 寄付を集める人が考えるべき倫理とは何か?)/ 第3部 様々な寄付のあり方(分野によって寄付行動に違いがあるのはなぜか?/ スポーツイベントで寄付は促進されるのか?/ なぜ人々は大学に寄付をするのか?/ なぜ人々はふるさと納税をするのか?/ 短期完結型のボランティアにはどのような特徴があるのか?)/ 第4部 寄付研究の新展開(寄付者は寄付からどのようなメリットを得るのか?/ お人好しは好かれるのか?/ 法律で寄付はどのように扱われるのか?/ 公務員の寄付行動にはどのような特徴があるのか?/ 応援消費にはどのような可能性があるのか?)

【著者紹介】
坂本治也 : 関西大学法学部教授、日本寄付財団寄付研究センター長。大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(法学)。専門は政治過程論、市民社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りょうみや

    複数の著者によるオムニバス形式。「科学する」というだけあって寄付を心理的、社会的にデータの裏付けを持って語っている。なぜ人は寄付をするのか、日本では寄付が少ないのか、どうすれば寄付を増やせるか等など。巻末の詳しいブックガイドでも読んでみたい本が多い。

  • Humbaba

    文化によって人の行動は大きく変わる。利他の心を持つことはいいことではあるが、それをどのように表現し、評価していくかは文化的な面もある。自分のやったことを大々的に表現して周囲からの称賛を得るという文化もあれば、善行だからこそ人にわからないように行うことに価値を置くという文化もある。その良し悪しはともかくとして、どのような考え方であるのかということを知ることは評価をしていくうえで必要になってくる。

  • sataka

    読書会用。諸外国と比較して盛んでないと言われる日本の寄付について、統計的に分析する本だが、そもそも分析に用いる生データからして不足している感が否めず、この分野の研究の未発達さを感じた。そのことと、章ごとに別の筆者が書いていることで、良くも悪くも広く浅くという感じの一冊だったが、興味深いデータもあって勉強にはなった。狭義の寄付ではなく、ボランティアや応援消費についても若干触れられているのも良い。

  • takao

    ふむ

  • lovejoy

    ★★★

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