躁鬱大学 気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません 新潮文庫

坂口恭平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101207520
ISBN 10 : 4101207526
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
追加情報
:
304p;16

内容詳細

今日も仕事で失敗してしまった。自分は何もできない…と悩んでいても自分が苦しくなるだけ。やりたくないことは一切やらず、苦手なことには手を出さず、できることがもっともっとできるようになって、むちゃくちゃ褒められるほうが心地良いじゃないか。人生ボチボチ、努力は敵、今のままで大丈夫。気分の浮き沈みの激しさに苦しんだ著者が発見した、愉快にラクに生きる技術を徹底講義。

目次 : 躁鬱病が治らないのは体質だから/ 心が柔らかい躁鬱人のための返事の術/ 「居心地悪いなぁ」と感じたらすぐ立ち去る/ 資質に合わない努力を避けるための吐露の術/ 「今から作り話をします」と前置きして話そう/ 「自分とはなにか?」ではなく、「今なにがしたい?」と聞いてみる/ 鬱の奥義・一の巻 鬱のときに「好奇心がない」と嘆く理由/ 鬱の奥義・二の巻 心臓と肺だけがあなたをラクにする/ 鬱の奥義・三の巻 自己否定文にはカギカッコをつけろ/ トイレを増やせば、自殺はなくなります/ 人の意見で行動を変えないこと/ 孤独を保ち、いろんな人と適当に付き合おう/ 躁鬱超人への道/ 実例:躁鬱人の仕事の歴史(坂口恭平の場合)/ 最終講義:それぞれのあなたへ

【著者紹介】
坂口恭平 : 1978(昭和53)年熊本県生れ。2001(平成13)年早稲田大学理工学部建築学科卒業。’04年に日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。その後、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』を発表し、「都市の幸」をもとに金を使わず生きる術を示す。東日本大震災後の’11年5月、故郷熊本で独立国家の樹立を宣言し、新政府総理大臣に就任。文筆のほか、音楽、イラストレーションの分野でも多彩な活動を行う。’13年に『幻年時代』で熊日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジョゼ★マイペース出没@アイコン変更 さん

    神田橋條治先生という精神科医の口述記録『神田橋語録』を元に、躁鬱病の坂口恭平さんが躁鬱病との向き合い方について書いたエッセイです。 躁鬱病(双極性障害)は1型と2型があります。 私は2型ですので、1型の人とは違うところもあるなと思いながら読み進めましたが、頷けるところもあり納得できました。 この本は興味深かったのですんなり読めましたが、同じ本を1冊じっくり読むのが向いていない事も納得。 悩んでいた自分の気持ちが晴れやかになりました。 素直にありのままの自分でいたいなと思います。 語り口も面白かったです。

  • はっせー さん

    躁鬱病になった人や心が病みそうな人におすすめしたい本になっている!著者の坂口恭平さんも躁鬱病と診断されている。そんな坂口さんが躁のとき鬱のときにどんな風に考えて行動しているかを書いた本になっている。私自身躁鬱病ではないがこんな風に私も感じているという点もあったりした。躁鬱病の大変さなどを伝えながらも笑いにもできる坂口の文章力は相変わらずすごかった!また坂口さんの作品が読みたくなった!

  • 雲をみるひと さん

    躁鬱の作者による躁鬱の人向けの思考、行動指南本。講義形式の構成で15章からなっている。正直、参考になるのかはわからないが、書かれている作者のパーソナルストーリーはとても面白いし、行動や思考法もユニークで興味深い。ただし、相性の問題かもしれないが、個人的には読みやすい本ではなかった。

  • 猫路(ねころ) さん

    ホント、陽性症状の時は物語を同時進行で浮かんだりしてたんですけどね。文章は読めない。坂口さんは作家で本も出していますけど、私は統合失調症で非躁鬱人ですが、なんとなくわかる気がします。この躁鬱大学がある限り躁鬱人は救われそうですね。統失人は症状が十人十色なので統失大学は難しそうですね。

  • ケー さん

    名古屋のTOUTENブックスで購入。久々の坂口本。自分も気持ちが沈んでしまうことが多々あるけれど、そんな気持ちを沈めてくれる坂口さんの文章。辛い思いをしている躁鬱人たちの躁鬱人の坂口さんだからこそわかる気持ち。軽い文体だけれど、でも坂口さんも辛い思いをしてきたんだろうな。

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坂口恭平

1978(昭和53)年熊本県生れ。2001(平成13)年早稲田大学理工学部建築学科卒業。’04年に日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。その後、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』を発表し、「都市の幸」をもとに金を使わず生きる術を示す。東日本大

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