日米同盟の絆 安保条約と相互性の模索

安保交渉の「謎」を解き明かす。安保条約の成立・改定過程を鮮やかに描いた記念碑的著作の増補版。２００９‐１０年の外務省密約調査にも携わった著者が、近年公開された新史料・研究成果をふまえて補註・補論を加える。「第２２回サントリー学芸賞受賞作」の増補版。

目次 : 第１章　安保条約の成立/ 第２章　防衛力漸増―吉田路線とアメリカ/ 第３章　安保改定構想の挫折―重光訪米の意義/ 第４章　安保改定の逆説―岸信介と安保改定/ 第５章　新安保条約の意匠―条約区域と事前協議をめぐって/ 補論　「事前協議の秘密」について

【著者紹介】
坂元一哉 : １９５６年福岡県に生まれる。１９７９年京都大学法学部卒業。１９８１年、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。１９８２‐８５年、オハイオ大学留学。京都大学法学部助手、三重大学人文学部助教授、大阪大学法学部助教授などを経て、大阪大学大学院法学研究科教授（国際政治学・外交史）。京都大学博士（法学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

坂元一哉

１９５６年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業後、同大学大学院法学研究科修士課程修了。オハイオ大学歴史学部に留学。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士（法学）。京都大学法学部助手などを経て、大阪大学大学院法学研究科教授。現在は大阪大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に

プロフィール詳細へ