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ベーシック圏論 普遍性からの速習コース

土岡俊介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621300701
ISBN 10 : 4621300709
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

圏論はしばしば数学における共通の構成やパターンを浮き彫りにするために用いられてきたが、数学に分け入っていくほどに圏論での重要な概念である普遍性に出合うことになる。本書では普遍性の考え方に焦点を当てるため、圏論の最も基本的な内容のほかはあえて割愛した。圏と関手の基本的な語彙を確立した後、随伴関手、表現可能関手、極限という一見異なる三つの見かけの普遍性の現れを学び、最後にこれらの関係を解明する。本書では新しい概念を説明するたびに十分すぎるほどの例を与えてある。これらの例をすべて理解できる必要はないが、重要なことは、例を通じてすでに知っている数学と新しい概念を関連づけることである。演習問題についてはすべて解くことを強く推奨する。基礎レベルの圏論においては問題文が理解できることは解答を知っていることとほとんど等価であるが、とくに日本語への翻訳にあたり解答を付した。普遍性の理解を通じて圏論の要点を速習できる一冊である。

目次 : 第1章 圏・関手・自然変換/ 第2章 随伴/ 第3章 休憩:集合論について/ 第4章 表現可能関手/ 第5章 極限/ 第6章 随伴・表現可能関手・極限

【著者紹介】
T.レンスター : University of Edinburgh

斎藤恭司 : 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員

土岡俊介 : 東京大学大学院数理科学研究科特任助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shin_ash

    以前になんとなく面白そうと思って「圏論の地平線」をポチったものの圏論に対するイメージが全くゼロだとストレスが溜まるような気がして放置していた。原先生の「集合・位相・圏」の最後で多少味見できたので、もう少しイメージできるように本書を手にした。正直言って全く理解できなかったが、なんとなくイメージだけは掴めた気がする。圏論は数学なのであるがパースの記号論にもつながる気がする。直ぐに破綻するのかもしれないが、数学の様な厳密性は欠いても圏論的なものの見方には色々と応用できそうな気もする。少し世界が広がった気がする。

  • こずえ

    これも最近でた本。 圏論の初学者向けの本選びには割と難儀していたのだがこれはわかりやすいのではないか

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