Product Details
ISBN 10 : 4864883092
Content Description
文豪たちが“確かな眼”で描いた列車の旅へ。明治・大正・昭和の小説、詩、短歌、俳句より、鉄道史をめぐる記憶の旅へ。
目次 : 文豪たちを難渋させた悪路を越えた碓氷馬車鉄道 森〓外『みちの記』/ 移転する前の敦賀駅と北陸本線の延伸 泉鏡花『高野聖』/ 総武鉄道開業当時の乗車ルポ、切符を発売してなかった本所駅 正岡子規『総武鉄道』/ 鉄道先進地帯だった松山で生まれた伊予鉄道 夏目漱石『坊っちゃん』/ “国電”黎明期、甲武鉄道の電車の構造が生んだ作品 田山花袋『少女病』/ 啄木の故郷の駅は渋民ではない 石川啄木『一握の砂』/ 錦糸町駅前で牧畜を営んだ歌人 伊藤左千夫『左千夫歌集』/ 東京の郊外へ“押し寄せてきた”京王電車 徳冨蘆花『みゝずのたはこと』/ 故郷を通るはずだった蔵王電気鉄道 斎藤茂吉『赤光』/ 志賀をはねた山手線の電車は今も残る 志賀直哉『城の崎にて』/ 屋根に雪を載せた列車が初めて上野駅に来た時 室生犀星「上野ステエション」/ 「軽便」と呼ばれていた鉄道 井上靖『しろばんば』/ 横須賀線の二等車内 芥川龍之介『蜜柑』/ 時刻表に導かれ自由に旅をした文人が乗った草津軽便鉄道 若山牧水『みなかみ紀行』/ 岩手軽便鉄道の旧経路を表す信号機 宮沢賢治『シグナルとシグナレス』/ 何もなく暑かった開業直後の駅 萩原朔太郎「新前橋駅」/ 親不知子不知を走る北陸本線車中の奇譚 江戸川乱歩『押絵と旅する男』/ 車体に書かれていた謎の数字はスハフ32形のもの? 太宰治『列車』/ 清水トンネルを抜ける列車は電気機関車が牽引 川端康成『雪国』/ 山道をゆく中央東線の美しさ 堀辰雄『風立ちぬ』〔ほか〕
【著者紹介】
土屋武之 : 1965年大阪府生まれ。大阪大学文学部卒。『ぴあ』編集部などを経て1997年よりフリーのライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Go Extreme
読了日:2024/12/08
Go Extreme
読了日:2025/04/18
takao
読了日:2025/11/07
みんな本や雑誌が大好き!?
読了日:2025/01/18
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

