ワークマン式「しない経営」 4000億円の空白市場を切り拓いた秘密

土屋哲雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478111451
ISBN 10 : 4478111456
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
287p;19

内容詳細

ワークマン式「しない経営」で4000億円の空白市場を切り拓いた秘密!頑張らない、残業しない、ノルマ課さない、極力出社しない、社内行事しない、接客しないのに急成長の理由とは。店舗数ユニクロ超え!ワークマン急成長の立役者、初の著書。ただのエクセルで企業風土を変える方法を初公開。早大入山教授驚愕・絶賛!


【著者紹介】
土屋哲雄 : 株式会社ワークマン専務取締役。1952年生まれ。東京大学経済学部卒。三井物産入社後、海外留学を経て、三井物産デジタル社長に就任。企業内ベンチャーとして電子機器製品を開発し大ヒット。本社経営企画室次長、エレクトロニクス製品開発部長、上海広電三井物貿有限公司総経理、三井情報取締役など30年以上の商社勤務を経て2012年、ワークマンに入社。プロ顧客をターゲットとする作業服専門店に「エクセル経営」を持ち込んで社内改革。一般客向けに企画したアウトドアウェア新業態店「ワークマンプラス(WORKMAN Plus)」が大ヒットし、「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞、会社として「2019年度ポーター賞」を受賞。2012年、ワークマン常務取締役。2019年6月、専務取締役経営企画部・開発本部・情報システム部・ロジスティクス部担当(現任)に就任。「ダイヤモンド経営塾」第八期講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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10年以上増収増益を続けるワークマン成長...

投稿日:2021/04/25 (日)

10年以上増収増益を続けるワークマン成長の旗振り役となった著者によるワークマン式経営の紹介。本書で紹介されているワークマンの強みを列挙していくと、分かりやすい価格設定、滞在時間が極めて短い顧客層、アパレル業界の半分程度しかない粗利益率と値下げせずに翌年度へ繰り越す展開による在庫ロスの削減、異常に低い管理職の離職率、従業員全員でエクセル分析を行うデータとの向き合い方、直営店がごくわずかで加盟店の店舗経営年数の長さという形になり、オンリーワン企業なのもよく分かる一冊。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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ワークマンの成功要因が多く紹介されている...

投稿日:2021/04/11 (日)

ワークマンの成功要因が多く紹介されている中、1番印象に残ったのは社員を大事にし、教育に力を入れている点。 ひとつに、2-6-2の法則で一般的には下位2を諦めがちだが、ワークマンでは得意分野に配置転換させたり得意分野を持てるよう専門研修を行う。企業経営において人材が大事なことに改めて気づかされました。

アレッサンドロ さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アベシ さん

    小さく初めて大きく育てる、トライ&エラーで現場で小規模に実験し事実を積上げる、エクセル経営で企業風土を変える、もともと個人向け作業衣というブルーオーシャンを選択し、標準化を徹底することにより低コストで製造販売するという業態でやってきた会社が、いかにブルーオーシャンを拡張したか、が書かれている。5Force分析を見るとないないづくし。企業経営者には天国とも呼べる状態である。しかし店舗数は800を超え限界が見え始めていた。こういう焦燥にどう立ち向かうかが、経営者の本領なのだ。

  • ミライ さん

    ワークマンの専務取締役の土屋哲雄さんが、自らワークマンの経営について語った一冊。今では大人気となった店舗「ワークマンプラス」の企画段階からオープンまでの道程、アナログの会社だったワークマンをデジタルの会社に変貌させた社内データ改革、早い段階でのインフルエンサーの囲い込みなど、土屋さんの実施した改革が詳細に語られていて面白い。混沌としたアパレル業界で、低価格+高品質というブルーオーシャン市場を発見した際に使った手法なども公開されていて非常に勉強になった。

  • Y2K☮ さん

    ワークマンは頑張らない。残業やノルマも不要。頑張らないでできる仕組みを作れば誰でも成果を上げられる。肝になるのは興味のある仕事をさせることとエクセルの活用。理念を浸透させるだけではなく給与にもしっかり反映させる。株主を説得し、役員報酬を抑えてでも社員の給料に還元させるとか素晴らし過ぎる。どこぞの某アパレル大手とは真逆。「知の探索」と「知の深化」の両利きは他の業種にも落とし込める考え方。得意分野を深掘りしつつ視野を広げる。データの「異常値」にチャンスが潜んでいるという話も参考になった。値札を見ずに買います。

  • なっぱaaua さん

    この本を読みだしたあたりでワークマンプラスに初めて行ってきた。コロナ禍なのにモールの中で一番混んでいた。とにかく安く高機能。何だこれはという感じ。サラリーマンやっているとなかなかこういう思い切りの良い決断は出来ないし、何もしない(してるけど)経営は本当に難しい。社員にストレスになることはしない。2−6−2の中位・下位を活性化させる。何がなんでも社員を育てぬく。この点は参考になる。〜続く〜

  • エリナ松岡 さん

    倫理観が高く、企業改革の模範のような話でした。それとExcelを使った全社でのデータ活用ですね。巻末の対談でDXの本質と言ってましたがそこはどうでしょう、アップデートする時に今度はExcelから引き剥がすのが大変な気もしますが、こんだけうまく行ってんだからまあ文句言われる筋合いもなさそうです。

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人物・団体紹介

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土屋哲雄

株式会社ワークマン専務取締役。東京大学経済学部卒。三井物産入社後、海外留学を経て三井物産デジタル社長に就任。本社経営企画室次長、三井情報取締役。2012年ワークマンに入社。19年より現任。ワークマン店は作業服市場を取り尽くす勢いのため、18年に新業態店として「WORKMAN Plus」を仕掛けて大ヒ

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